怒りのあまり衝動的に購入した食用昆虫を処理する④バッタ目MIX

昆虫食の今後について

 2023年3月現在、昆虫からタンパク質を無理なく適切な量を取る方法はほとんど存在しない。小麦やでんぷんにコオロギパウダーを混ぜたような商品は、例えば「コオロギ100匹分配合」と書いてあっても実際の昆虫タンパク量は7g程度だ。一日の目標タンパク量を60gとしても頼りない量しか摂取できない。
 まとまった量を取るなら大豆肉のような偽肉方式が有効だが、業者向けの商品か、あるいは限定販売でしか手に入らず、入手性に難がある。
 となると、ホール(丸ごと)のものを食べるか、パウダーを何とかして食べるしかない。ホールは値段もさることながら、かさばって意外と量を食べられないという問題がある。パウダーはパウダーでレシピを選ぶところがあるし、まめに料理をする人でないと難しいかもしれない。そして安いものは臭くておいしくない。多量に入れるとカレーすら臭くなるので、少量ずつ消費できない。
 結局のところ、効率がいいとか高タンパクとか、そのうえで美味しいとか、そういうコンセプトをまとめた商品が開発途中なのだ。ぼくのように趣味ではなく「生活」をしている消費者としては、これでは使い物にならないので引き続き頑張ってくれというよりほかない。

食べる


これで15g タンパク質を20gとるには倍量以上必要

感想

 うーん、食えるが、いまいち。色々な人が言っている通り、脚がかなり気になる。あと、たまに苦酸っぱいやつが混ざっていて、焦げているだけなのか不味い個体が混ざっているのかは不明だが、品質に不安がある。☆2つ

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