2020.11.21 F1-M11 立川・府中アスレティック×ペスカドーラ町田 マッチアーカイブ
平戸に祈りましょう🙏
普段は町田ゼルビアばかり追っていますが、町田のもう一つのプロフットボールクラブであるペスカドーラ町田もちゃんと見るべくマッチレポートを書いてみることにしました。
と言ってもフットサルの定性的な分析はできません。ピッチをどのように読み解くかを模索するためにアウトプットしていく試みであります。
なのでまずゴールの所感や、れうす君コーチが気になっているデータを取ってみて慣れていきます。ペスカ・フットサルに詳しい人、アドバイスください。
マッチサマリ
Fリーグ公式サイト:https://www.fleague.jp/score/result.html?gid=63299
自分がペスカで面白いなと思っているところは解説などが伝える"クワトロ"よりも、相手陣地の被キックインでハイプレスを仕掛け速攻カウンターに繋げる点です。
まだ他と比較するほど見れていませんが、この試合ではそれが少なかった印象があります。その要因がアスレティックの質なのか戦術的なものなのかは見極められませんが。
強チーム同士の互角な戦いと言うストーリーでしょうか。多くを学べそうな面白いゲームだったと思います。
ゴールハイライト
得点
10’03” NEWジェネレーションズが躍動! 中村充の強烈なシュートのこぼれを伊藤圭汰が押し込んで同点!
⇒ペスカならではのハイプレス。そして良きリバウンドポジション。
12’48” 一瞬の隙を突いたクイックリスタート! コーナーキックから19歳・倉科亮佑がうれしい今季初得点!
⇒相手のCK守備がマークを外したのもあるけどパスは匠。
13’32” “バナナルーレット”から左足シュート! 得点製造機・ヴィニシウスが得意のカットインから決める
⇒ヴィニシウス凄すぎる!絶対ゴール見てないよこれ!
19’49” ピンチの後はチャンス! ヴィニシウス→室田祐希の最強ホットラインで前半終了間際に勝ち越す
⇒倉科ゴール時の相手CK守備と同じ動きのヴィニシウスがパスカット。
35’56” お父さんはフットサル界のカリスマ! スーパールーキー・甲斐稜人がパワープレーから貴重な同点弾
⇒パワープレー面白い。中間ポジのGK毛利見てゴールライン上ファーのユウキさん見て誰が中に入る役を見るねん!ってなって相手のゾーンが破壊された。
失点
05’03” これが世界のMINAMOTOです! 皆本晃がピヴォ顔負けの反転シュートでGKイゴールの牙城を破る!
⇒可能性を踏まえての間合いやボールにいかないといった細部を高めないと止められそうもない。皆本エグい。
12’08” ジョーの落としからレフティモンスター・堤優太が針の穴を通すような正確なシュートを突き刺す!
⇒なぜボールが相手の元に跳ね返ったか、なぜカバーがGKと被ったか。
14’46” お手本のようなショートカウンター! 内田隼太が高い位置でボールを奪ってフィニッシュは渡邉知晃!
⇒プレス回避失敗!ボールを残されてしまった…レオさんの指摘がアツい!
27’43” 3対1はこうやって決めましょう! ジョー→内田隼太→酒井遼太郎とつながった教科書通りのプレー
⇒2-2→3-1の可変が遅れた!室田と毛利がスイッチしたのはなぜ?
28’47” Fリーグで今一番乗ってる男・ 内田隼太がカットインから強烈シュートを叩き込んで「ドヤッ!」
⇒パウサ+スクリーン。内田隼太やべえ!アントラーズユース出身か!! 追記、スクリーンはブロックと呼ぶみたいですね
データ分析
チームレーティング
バスケを参考に100回ポゼッションしたら何点取れるかの数値を算出。算出方法はこちらを。集計方法はAbema見ながら手作業なので分析スタッフと誤差はあるでしょう。
ポゼッション数はなんと同数。ゴール数はペスカ2点目はセットプレーだったので対象に含めない。その結果ORtgが低くNRtgがマイナスとなった。
パワープレーも補正なしでレーティング換算してますが、補正した方が良いのか見定める必要がありそう。
ポゼッションからの得点ではアスレティックに分があり、ペスカは自陣での守備に課題を残したと言えると思います。
攻撃回数・シュート本数
ボール保持、カウンター、セットプレー(PK類を除く)の総数を攻撃回数として、どれだけシュートを試みたかを可視化。集計方法はこちらもAbema見ながら手作業なので誤差は見逃してください。FPに防がれたのもカウントしているためかサマリとは数が違います。
アスレティックがやや攻勢だった印象があります。このデータをどのように捉えるべきか今後も継続してチェックしてみます。
被シュート分布
被シュート分布を整理し危険な状況を可視化する。
(破線:非危険 ○:危険 ☆:失点 赤色:セットプレー)
※相手陣内ロングシュートは除く
(前半)
(後半)
相手に質の高い選手がいて止められないものはさておき、構造的な問題と言うよりは個のエラーでピンチを招くケースの方が多い気がします。
基本の細部を高めないと解決が困難かもしれません。逆にいうと組織的なレベルは高い水準にあるのではないでしょうか。
こんな感じでペスカを通じてフットサルを学び町田のフットボールを盛り上げていきたいと思います。
(エンブレム使用に問題があればお知らせください)
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