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エッセイ:思い込みって怖いですね

昨年発売された『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』(第9世代)でポケモンがついに1,000種を突破したそうです。時間がなくて(というより時間の使い方が下手くそで……)まだSVはクリアしていないのですが、世代が進むごとにポケモンの種が増える以上、いつかはこうなると思っていました。

私がはじめて遊んだポケモンは第3世代のルビーです。第3世代ではポケモンが365種いたはずで、その頃から約3倍ポケモンの数が増えたわけですね。365種ということは、1年の日数と同じだなぁと思っていたのを覚えています。

そんな言葉遊びというか数字遊びでいうと、「ゴジラ」シリーズ最終作と銘打たれた『ゴジラ FINAL WARS』が50周年27作目として公開され、同時期に「ズッコケ三人組」シリーズ完結作となる『ズッコケ三人組の卒業式』が27周年50作目として発売されたことを、偶然の一致として面白いなと思っていました。

さて、ここまで書いてきたところで、事実関係に誤りがないかチェックしてみました。ポケモン徹底攻略によると、第3世代はデオキシスまでが登場していて386種。あれ? 『ゴジラ FINAL WARS』は50周年に公開された28作目。あれれ? 『ズッコケ三人組の卒業式』は50作目で、1作目からは26年10か月。これまでずっと微妙に間違えていたことが分かりました……。思い込みって怖いですね。そうか、これが存在しない記憶ってやつなのか。

友達と通信ケーブルを繋げてポケモンを交換したこと、なかなかボスを倒せない友達に頼まれて攻略したロックマンエグゼ、ハイドラやドラグーンのパーツを取り合いしたカービィのエアライド etc. もう戻ることはできないけれど、楽しかったあの頃の記憶が思い込みでないことを祈るばかりです。

最後までお読み頂き、ありがとうございました……!

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