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解説者と知覚者

左脳と右脳の関係は、解説者と知覚者です。知覚者はありのままを知覚し、解説者はすかさず知っているものと照らし合わせて解説します。目の前にあるものでも、それを知らなければ見ることができないのは、解説者が「ない」と言うからです。

夢の体験が、思いがけないもので溢れ、知らなかったものばかりなのは、解説者が静かになるからです。と言っても、完全に黙ることはないので、知っているものに変換し、起きるにつれ解説を始めます。そうすると、すでに知っている、なんのインパクトもないものになります。

アナハタが開発されると、たとえばベランダに100万円が置いてあっても、「あれ?こんなこともあるんだねー。」となります。解説者が「それは絶対にない。」と言い張れば、ないものになるか、そこにあっても見えません。可能性を見出すとか、メッセージを受け取るというのは、そういうものです。

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