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3女帝のカード(2019年8月5日)

今日は大アルカナの3女帝のカードです。

女帝のカードは生産性に関わります。
陰陽が一つに戻ろうとする過程で必ず何かが生まれます。
男女が一つになり子が生まれるようにです。
よく細胞分裂を思い浮かべますが、意識していなくても意図しなくても、私たちは常に何かを生み出してします。

つまり思いもよらないものまで生まれてしまうのが、3女帝のカードです。
休みなく生産され、意図したものも意図しないものも生み出されていきます。

今日のサビアンシンボルは獅子座13度「揺れている年を取った船長」です。
年を取った船長は過去の出来事を思い出しては、ゆらゆらと思いを巡らせています。
思い出すたびに感情に彩られていく記憶は、たくさんの物語が生まれ続けるようです。

ある出来事を伝えるとき、ひとりひとり伝え方は異なるものです。
その人の個性や経験から、見ているものも感じていることも異なり、伝えようと回想するたびに少しずつ変化していきます。

これこそが自己表現であり創造性と言えるのかもしれません。
このシンボルは、自己表現のあり方を模索することを意味しています。
ごく身近な人に物語を語るように、自己表現について考えるのです。

そして女帝のカードが表すように、そこには休みない生産性があり、無駄と思える話や、思い出すたびに湾曲してく記憶など意図しないものも生まれ、「真に伝えたいことを伝えるにはどうしたらよいか」考え続けます。

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