忘我状態

我を忘れることは心底楽しく、尚且つ重要です。我というのは、起きているときの自分、肉体を持った自分、肉体を持って知覚し考える自分です。忘我状態、つまりトランス状態になることは、夢同様に大きな意味ある体験をするものです。

トランス状態になるためには、踊り狂ってお祭り状態になる必要があるとは限らず、人それぞれ好みの方法があるものです。私の場合は、お風呂に入っているとき、自動的に体が動いていくと、明らかにいつもの自分ではない思考が働き出し、たくさんの発見をします。人によっては洗濯物を畳んでいるときや、料理をしているとき、走っているときなど様々です。逆に言うと、ボーっとしているときにトランス状態になることは難しいもので、トランス状態に慣れて習得すると、ボーっとしただけでいつでもそうなれるようにもなります。

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