オモロいか?どうかで選択してきた人生。
アホな事をする。無駄なことをする。高校生ぐらいから、二十代はこれをモットーに生きていたかもしれない。
酔うすぐ全裸に友達がいた。もちろん一緒にすぐ脱いだ。
春の深夜の大きな公園で、缶チューハイ一本ずつ買って花見。誰もいない深夜の公園。
缶チューハイ一本で酔う男たち。とりあえず脱いで、桜の木に倒立してみる。
当時の携帯のカメラの画素数が低かったから良かった。みんなで大爆笑しながら、撮影。夜桜と全裸シルエット写真。
これは今ならSNSとかに上げて捕まっていたタイプだろうと思う。昔で良かった。
そのまま発展して、全裸で組体操が始まった。
今思い出しても、あの時の大爆笑の感覚は蘇る。
それだけで本当に価値あることをしたなぁと思う。もちろん捕まらなかったからなんだけどね!
他にも芸人のローション相撲は本当にあんなに滑るのか?検証で、ローションを業務用で20リットル二つ買って、みんなでやってみたりした。
まず滑り台付き子ども用ビニールプールに大量のローションを投入し、男四人で入る。もちろん子ども用なので、男四人でギュウギュウなのだが、そこにローションを塗った男が滑り台を使って勢いよく突入する。
普通ならぶつかって、めちゃくちゃ痛い感じのスピード感で行くんだけど、さすがローション!当たった瞬間ツルっとツル太郎して、ヌルッとプールイン!
しかし定員オーバーなので、端っこの人がこれまたヌルッと外に飛び出す…
全然痛くない!!と大爆笑。
これを繰り返す深夜の海辺。
そこからトーナメント戦で相撲するんだけど、結局パンツの取り合いになって、また全裸…笑
他にも、ダウンタウンのガキ使のモリマン対山崎方正で、ゴボウしばき合い対決をしていて、方正がゴボウは木ぐらい硬い!と表現していたので、実験。
深夜スーパーでゴボウを買い占めて、深夜の神戸南京町へ。
検証結果としては、ゴボウは木でした。
みんなで、
ゴボウ木や!!ゴボウ木や!!と爆笑しながらやって、次の日バーベキューの友達に全部持って帰ってもらいました。
他にもこんなアホなことをたくさんしたんだけど、これによって、面白センサーは鍛えられた気がする。
無茶苦茶な二十代を経て、三十代になって、そんなアホなことはしなくなったけど、やっぱりあの時のセンスで、閃くアイデアがたくさんある。
嫁の誕生日にサプライズでやった「笑ってはいけない誕生日会」もそんな過去のおかげだったりする。
会社の同僚の奥さんの誕生日サプライズをプロデュースしたこともある。
ギリギリアウトの若かりし自分にありがとう!を言いたい。
でも息子や娘には絶対やってほしくない。笑
お金は無駄使いするためにある!
この若かりし価値観が、俺のお金のブロックをかなり外してくれている気がする。
今の会社で働き始めた頃、それまでバイトしかしてなかったので、全然お金がなかった。生まれて初めてボーナスってやつをもらったのも二十代後半だった。
そんなボーナスもらいたてのある晩、男友達三人と飲んでて、ジャンケンで負けたら、一人がその時好きな女の子に告白、もう一人がデートに誘う、で、俺だけ付き合ってた彼女がいたので、その彼女に指輪をプレゼントする!っていうので、勝負した!
そしてジャンケンに負けた俺は、どうせ買うなら、買ったことないぐらいの買い物しよう!となり、次の日汚ったないジーパンに、ヨレヨレTシャツの男三人で、カルティエへ。
店内に入っても、もちろんただの冷やかしとしか思ってないのか、店員さんも近づいてこない。
そこで、すいませーん!呼んで
近づいてくる店員さん。
これください!と入って5分ぐらいで50万円の指輪を即決。
お前ほんまこれ買うん?笑
と、引いてる友達が面白くて、ボーナスを使い切る。
その時の彼女は出来た人だったので、プレゼントすると、逆にめちゃくちゃ怒られた…。
今ならわかる。あれはやっちゃいけないタイプの遊び方だったなと…だからその後フラれたんだなと…
そういう失敗もいっぱいしたんだけど、やっぱり全てのベースにあるのは
これおもろいんちゃうか?である。
だから俺の生きる指針にはいつも面白いかどうかという部分が大きい。
それが年齢と共に、ブラシュアップされて、洗練されてきた気がする。
若い頃は失敗しろ!というがほんとそうだなと思う。
そのまま何も学ばず今もそんなことしてたら、ヤバいけど、形を変えて、エンターテイメントしていけることは本当に過去の産物である。
でも今の若者に言いたい!
脱いだら撮るな!撮るなら投稿するな!
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