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頻出問題・解答例4(権利能力のない社団)

問い:法人格を有しない社団については、判例において、いわゆる「権利能力のない社団」の法理が形成されている。
(1)この法理は、①どのような要件を満たす団体について、②どのような私法上の規律を認めようとするものかを説明しなさい。②については、①の要件を満たす団体の財産が、誰にどのように帰属するかという点に言及すること。
(2)いかなる理由から、この法理が形成されたのかについて、説明しなさい。

<答案>

(1)「権利能力のない社団」とは、社団としての実体を有しながら、法人格を得ていない団体のことである。

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