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20181225

前日がパーティだったので、すっきりしたクリスマスディナーとした。

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にんじんは千切りにする。明太子は包丁の背を使って中身をしごき出し、皮は自分か誰かの口に放り込む。
フライパンにごま油を温め、人参を炒める。しんなりしてきたら明太子をくわえ、全体にゆきとどくよう炒めあわせる。色が変わってきたところでみりんと醤油1:1を、香りづけ程度にいれてまぜ、水分が飛んだらできあがり。

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ローストチキンのガラは、パーティの夜に洗って一度茹でこぼしたのち、葱の青いところ、生姜、にんにくとあわせて煮て、ひと晩さまし、朝に冷蔵庫へ移しておく。
夜、冷やしておいたスープからガラを除いて濾し、火にかける。酒、ナンプラー、塩で調味する。

フォーは規定時間茹でて、ざるにあげる。
セロリの茎は筋をとってスライスし、葉はちぎって水にさらしておく。
小皿に薬味の葱、フライドオニオン、豆板醬、レモンをそれぞれ用意する。

フォーとセロリを丼にいれ、上から熱くしたスープをかける。かけたそばからセロリの香りが立ってくるのは台所の人間が特権として享受する。食卓へはこび、各自薬味で味を調節していただく。

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DOWNTIMEに、「わたしはローストチキンを週に一度作るわ。簡単でおいしいし、次の日のスープが最高だからよ」的なことが書いてあって、(うそやん)と思っていたのだが、こうしてみると確かに簡単だしおいしいし次の日のスープが最高だしできることなら週に一度やりたい、けれども、しかし、そのためには丸鶏を焼く特別感を開け渡さねばならず、わたしにはまだそれはできない。


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