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インド訪問記 -上-

イッポラボ合同会社の代表社員をしています。知育玩具販売や木工ワークショップ、かけっこ教室、食育料理教室など、教育に関するコンテンツをご提供し、その収益の一部を使って開発途上国の子どもに学習道具を提供しています。1つ目の国はインド。2018年はインドの子ども100名に学習道具を提供出来ました。詳しくは会社のウェブサイトをご覧ください。

2019年6月にその支援先の学校を訪問しました。今回はその訪問記を上中下の3回に渡って徒然に書いていこうと思います。

今回、イッポラボの支援先であるAozora Schoolを訪問しました。
Aozora School自体は以前から知っていましたが、イッポラボとして支援を開始したのは2018年に入ってからです。
お客様による商品のお買い上げにより約5万円の資金がdemiプログラムとして使用することができ、Aozora schoolにはその全額を使って学習道具を提供しています。
demiプログラムは、イッポラボの商品がご購入されるごとに 開発途上国の子どもたちに学習道具が提供される取り組みです。)

Aozora schoolは、私が訪問した6月24日がちょうど長期の休暇明けの初日でした。
1ヶ月間の夏休みと今年は過去に類を見ないほどの酷暑により約半月が余分に休みとなり、学校も1ヶ月半お休みとなったようです。
その休み明けの初日は、登録児童数約100名のうち50名程度が登校していました。

この日に各学年の児童一人ひとりに教科書、ノート、低学年には鉛筆と消しゴム、鉛筆削りのセットが配られました。
これらを購入する時にイッポラボからのお金が使用されています。
私も渡す作業を手伝わせていただき、1人ひとりに手渡ししました。
子どもの反応は様々で、「Thank you!」という子どももいれば無言でニコッとするだけの子ども、無言でニコリともしない無表情の子どももいました。
確かにいきなり見ず知らずの外国人から手渡されてもなぁという感じでしょうか(苦笑)、心の距離を縮めるには時間が足りなさすぎました。
それでも少しでも仲良くなって帰りたかったので、せめて自己紹介くらいはとヒンディー語で話しました。

ナマステ!キャーハールハエ?メーラーナーム タイチ ハェ。マェンジャパ二フーン。ムジェー アープ セミルカルホバット クシーフィー!(こんにちは!みなさんお元気ですか?私の名前はタイチです。日本人です。みなさんにお会いできて嬉しいです!)

即席ヒンディー語はどうやらうまく発音できていなかったようで、隣にいた校長先生のニケシュさんが繰り返してくれました。

Aozora schoolには、NPO Aozoraの日本人運営者以外にも、日本人ボランティア、他の国の方々も訪れるようで、校長先生が記録として取られているレコード帳にはいろんな方の名前が書いてありました。
校長先生は通常のクラスも大事だが訪問者と児童たちとの交流も大事にされているようで、今回の私たちの訪問も快く迎えてくれました。
その気持ちをありがたく頂戴して、訪問二日目には日本とインドの文化交流活動をすることにしました。

中に続く。


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