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新聞記者を観た

#新聞記者 を観た 〜ペンと剣の強さ〜
#藤井道人  監督つたいで観た2本目

難しい内容に感じ、
重苦しい映画なんだとおもうかもしれない。

しかし、
マスメディアのもつ権力への監視機能、
どういう経緯で、それが成されるのか
どんな葛藤がうまれ、どう成されないのか
を具体的に、とてもわかりやすく映画にしてくれていると感じた。

ジャーナリズムとか全然興味なーい
という人にこそ2時間、だまされたとおもって観てほしい。

至る所で感情を揺さぶられる。
個人的には、
父になるから、義をつらぬくのか
生活を守るのかという葛藤に目頭を熱くした。

映画に詳しくないので、
詳しい人からするとみたことある手法なのかもしれないけど
横長い画面を上手く使ったカメラワークや
2人を対比させながらスローで歩かせるシーンとか
セリフ、演技以外の表現がこんなにもあるんだと驚いた。

軽いネタバレかもしれん↓

俺はNetflixで観たから、あるシーンを巻き戻しできたんだけど
もし映画館で初めて観たなら、
もう一度観に行くだろうてところがあった。

2回目ならその点を必ず集中して観るだろうから。
映画という芸術に刹那的な面があるんだと気付かされた。

配信されたりDVD化すると一瞬の価値が変質するんだなと、
当たり前だったんだろうけど、
今まで思わなかったことを考えさせてくれた藤井監督に脱帽。

観た後に、めちゃくちゃ良い「映画」を観たなって充実感をえられるでしょう。

小学5年生あたりからなら観れる、むしろ観てほしい。

追伸 
Netflixでドラマシリーズ化されるらしいよ!監督も同じ藤井道人らしい!

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