ポッドキャストのはじめ方⓪|とにかくはじめる
2020.12.30
前置き
ポッドキャストが面白いから、はじめてみようと思ったのは、今年の8月頭ぐらいで、初配信が8月12日でした。
ポッドキャストとは、狭義ではオンライン上に置く音声メディアを「iTunes、Apple Podcastsで配信すること」となるようですが、最近はもっと広義にとらえられていて、
Apple Podcastsも含むポッドキャストサイト、アプリ(Spotify、Pocket Casts、Breaker、Google Podcasts)で配信すること、およびその音声コンテンツを指しようです。なので、ここではこちらの意味で使います。
*僕はMacユーザーなので、ソフトウェア、機器、Appの話はApple製品で使うことを前提としています。
準備は何もしてません
「ニューヨークに住む人の声を届けたいな」という目的があった以外、事前に考えていたことはありません。好きな番組を聞いていたぐらいです。
毎日の1時間程度の散歩の際に、音楽、オーディオブック、ラジオ(オンラインラジオ含む)と並んでプロバスケ関連の番組をポッドキャスト(Apple Podcast)で聞いていました。
ポッドキャストにハマったのは、「"MOOK STUDY" 日本の歴史」という日本語の番組に出会ってから。パーソナリティーの廣瀬真一さんとアシスタントのオガワブンゴさんの掛け合いの絶妙さ、好きな日本史という内容、20分前後という時間、全てが自分にぴったりきました。今もいろいろなところを参考にさせていただいています。(番組は現在、パーソナリティーの廣瀬さんが病気治療に専念するために休止中。廣瀬さんの回復を願っています)
いつでもどこでも聞いてもらえること、何よりも「ながら」で聴けること、そして音楽と違って自分がコンテンツを作れること、そして配信が簡単そうだということで、思い立ったその日に、はじめてみようと思いました。
はじめ方を調べる
まずははじめ方を調べました。
しらべてみて、最近、日本ではポッドキャストを含む音声配信がブームのようで聴取、コンテンツ作成をするためのAPPがいくつもあることを知りました。アメリカでは車で移動する時間が長い人が多いせいか、音楽はもちろん、音声メディアであるオーディオブック、ラジオ(インターネットラジオ含む)、そしてポッドキャストは、一定の層にずっと人気があるのが分かりました。
なので英語でも日本語でも情報はとても多くて、英語では例えば、「podcast」「platform」で検索しただけで、「The Best 10 Podcast Hosting 」といった見出しの記事がいくつも出てきますし、その中で参考にしたのは、検索でよく上位に名前が上がる、Buzzsprout が発信する、機材、編集ソフトの解説をする動画。内容はかなり充実しています。
日本語での配信を考えていたので、日本の状況はどうなのかというのを知るためにも日本語でも検索して、いろいろな記事を参考にしてました。そのうちの一つがあAtsuyoshi Narumiさんの記事。とてもよくまとまっていて、非常に参考になりました。
自分が配信するには
ポッドキャストを配信する一般的なやり方は下記の通りです
1、プラットフォームを決めてRSS(Rich Site Summary)を取得。それをポッドキャストサイトやアプリ(例えばApple Podcasts、Spotify、Pocket Casts、Breaker、Google Podcastsなど)に登録
2、音声ファイルを作成。
3、作成した音声ファイルをアップロード。
4、配信。登録したサイト、アプリでも配信される。
簡単に言えば、これだけ(のはず)です。
プラットフォームは無料、有料のサイト、アプリが多数あって、録音、編集、配信をワンストップで行うことができるものがほとんどです。自身のウェブサイトを作成してRSSを取得する方法もあるようですが、一から作る気はなかったので、既存のポッドキャストに特化したプラットフォームにしぼりました。
いろいろ読んで、調べて候補にしたのはこちらです。
それ以外、おすすめされていたのは
このほかには、日本ではSPOON、stand.fmなど、それぞれ独自の発信方法やサービス提供がメインの目的となるサイト、アプリが人気があり、Voicyのように申請して認められたクリエーターだけが番組を配信できるものがあることを知りました。アメリカでもAudio Social Media、つまり音のSNSがいくつかありますが、ここでは深く掘り下げません。そのうちに。
プラットフォームを決める
結果、Anchor をプラットフォームに選びました。
ポイントは
1、無料
2、簡単
3、無制限でファイルをアップできる
4、APPも使える
5、別の場所で録音したファイルをアップロードできること
そもそも、当初からマネタイズは考えてはいなかったこと、そしてコロナ禍で立ち上げて、ボランティアで運営しているFacebookグループの補助的な位置付けと考えていたので、お金をかけないことが前提。さらに平日毎日発信することを考えていたので、限られた容量ではすぐにいっぱいになってしまうことも検討要素でした。
選択肢としていたSOUNDCLOUD、Buzzsproutは無料アカウント、あるいはお試し期間がありますが、アップデートする容量が限られるのが難点でした。
そうすると、選択肢からのチョイスはもうAnchorしかありませんでした。
ただ、後でAnchorを選んだことを後悔することになります。
続きは次回。
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