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美術打ち合わせ、誘惑、ほおづきの家（1/16日記）

田中雅樹

▼「Listen to My Life」舞台美術家の山崎さんと美術打合せ。
改めてシーン（場面）を纏めてみたらエゲツない量で、更に時代も場所も世界観もバラバラで（勿論判ってはいたけど）「これは史上最高難易度かもしれませんね」という感じでした、望む所だ…（拳を高く突き上げる）オラ！！

▼結局１回の打ち合わせでは何も決まらなかった（決めなかった）ので、山崎さんから数案ドラフトを出して頂く事になった。
音楽打ち合わせもそうですが、今回のテーマは民主主義なので…焦らず……！
ここ最近、舞台美術イメージが不明瞭なのが気になって、眠れぬ夜を過ごして居たけど、打ち合わせをしてバトンを託せた（押し付けた、とも言える…）事で気持ちが随分と楽になった、いえ〜い！
山崎さん、バチバチな美術家なので、どんなラフが上がるか…乞うご期待……！

▼今回、出来れば映像投影も使えたらな〜と思っていたけど、
打ち合わせで諸々考えたらコストがご立派すぎるので「余程じゃない限りは映像は無しですかね…」となったけど、
それを伊久磨に話したら「え〜、使いたいなら使っちゃいなよ」という旨の（優しい）誘惑をうけてしまった。
ええ…じゃあ…良いッスかね……
いやいや…騙されるな……悪魔の囁きなんだ……
いやしかし……

▼人格が分裂しそう。
……おのれ資本主義め……！


▼観たかった「ほおづきの家」見れました。
芝居も音楽もめちゃめちゃ良かった……
特に主演（みょんふぁ さん）の芝居が抜群でした。
劇中での飲み食いや喫煙が多いのと、ラストで数十本の蝋燭を出したり…地味に手間が掛かる事を沢山やっていて「良いな…！」と思った。

▼音楽は「命日オプション」で秀幸をやってもらった、なかすけさん（驚き！）。所謂、何でも出来るイケメンである（けしからん）。

▼座高円寺1、改めて見るとキャパ（230席）に対して舞台面が充実過ぎる…
ここで一茶のミュージカルやったら、どの席からも近いし舞台上は広々使えて最高だろうな……！
実は2024年の申請にエントリーしていますので、神様どうか……！


▼現在「Listen to My Life」現在交通費のスポンサーを募っております。
スポンサー権をご購入頂いた方は、「Listen to My Life」の公演チラシにお名前を記載させて頂きます、また頂いたスポンサー料は全て出演者・スタッフの交通費に充てさせて頂きます。

▼駆け出しの団体の、総席数1,000席未満の小劇場公演で、身の丈に合っていないかもしれませんが、この新作公演の可能性に掛けてくれた一流の俳優・スタッフ達に、稽古場参加費は払えずとも、せめて交通費は、ステージギャランティとは別にお支払いしたい、と考えてチャレンジさせて頂いています。
勿論、様々なご意見があると思いますが、まずはチャレンジしていく事が大切だと思って進ませて頂いております…！
どうぞ、ご検討頂けますと幸いです。

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