バシーッと顔面を

いつも周りのみんなが大事なことを思い出させてくれる。

今年の「秘境にて」を中止にすることを決めたのが八月の中旬。
自分の中では代替イベントとかもやらなくていいかなと思っていた。
そんなフヌケた僕を見て、音響面と配信関係で全面協力してくれている音宿ごりら屋の面々が喝を入れてくれた。

「今まで、ドブロクと俺たちでチームとして動いてきたけど、困難があってもいつも攻めの姿勢で乗り越えてきたじゃないですか。なにもせずに時が過ぎるのを眺めてるのって、どうなんすかね?アクション起こすのって大変だし体力いるけど、そういう時こそ何かをやるのがこのチームじゃないですか?応援してくれてる人たちも、それを待ってくれてるんじゃないですか?」

そしてバシーッと顔面をぶん殴られた…のは嘘だが、心にそのくらいの打撃を受けたのは本当。
中止にする判断もしんどかったし、そこからまた新たに代替イベント考えるのもしんどいなーというネガティブな感情に自分が侵食されていたことに気付いた。
しんどい時こそ動くべきなんだった。
「ピンチはチャンス」とは、「ピンチの時に具体的に動いたらチャンスに転じる」という意味なんだった。

秘境のために投げ銭してくれたり寸志をくれたりした人達もいたんだった。
開催地のゴーバルも、秘境のために資金を集めてくれてたりしたんだった。
それを「集まったお金は来年大切に使おう」の一言で済ますのはあまりにも不誠実だった。

それに気づいて猛省。
すぐに出演予定だった人たちに連絡とって、ライブ風景を収録した番組を作ってそれを配信するイベントをやりたいのだけどと相談。
みんなのレスポンスも非常に早くて、収録の日程も即決まり。
ありがたいの一言に尽きる。。。

そんな収録の一日目が、きのう。9月11日。本当なら「秘境にて2021」が行われていたはずの日。
サトウリュースケと夜ハ短シの演奏風景を収録したのでした。
後日、MOTHERCOATとドブロクの収録をして、10月10日にON AIRします。

今回のメンツで来年「秘境にて2022」を開催するという望みは残したまま、それとは別に、今年の秘境にての代替イベントとして「秘境にて 配信エクスプロージョン」をON AIRします。

いつも周りのみんなが大事なことを思い出させてくれる。
オレはひとに恵まれているなあとつくづく実感しつつ、恩を少しでも返せるように自分ができることをちゃんとやろう。
恩返し、いや、音返しだ。(そしてバシーッと顔面をぶん殴られた…)

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