あのあずきバー

近くの小学校まで散歩に行くと老人たちが10人くらいゲートボールの休憩中。
木陰に座ってみんなそろってあずきバーを食べてた。

あのあずきバー。

あれは誰かが最寄りのコンビニまで買いに行ったのか、それともみんなで買いに行ったのか。
ふと疑問に思ってしまう。

コンビニから小学校まで徒歩で5分。
固すぎるでおなじみのあずきバーと言えども、この炎天下だ。道中さすがに溶けちゃうんじゃないか。
でもみんなちゃんとしたやつ食べてるしな。溶けて溶けて大変だーみたいな様子は見受けられない。
一体どうやって調達したんだ?あずきバー。

クーラーボックス!?
コンビニであずきバーを購入して、すぐに保冷剤をたっぷり搭載したクーラーボックスにぶち込んだならば溶けずに運べる!
そうなのか!そうなのか?
NEXTコナンズHINTは「クーラーボックス」でいいのか?

それとも、俺が知らないだけでco-opが「ゲートボール練習場にお届けサービス」とかやってたりする?
するのか?

とか色々と考えるけど、想像してみて絵面が一番素敵なのはコレ。
老人達が10人ぞろぞろとコンビニまで行ってアイスコーナーであれでもないこれでもないとアイスを選んだ挙句、結局みんな手に取ったのはあずきバー。
コレでしょ!!!!

コンビニから小学校までの間にあずきバーが溶けるからそれはない!とか、そういう夢のないことをしたり顔で言ったってツマンナイ!
そういうことじゃないんだ!
「どれが現実的か」よりも、「どれが素敵か」を一番に考えられる、そういう人に私はなりたい。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?