ろくでなしブルースの逆は

「○○の逆は△△」みたいな言葉遊び、誰しもがやった経験があると思う。

例えば「ろくでなしブルース」の逆は何になるのかを考えてみる。
諸説あっていい。もちろん。
言葉の定義は人それぞれだから、諸説あって当然。
でも、全体のトーンみたいなものは似たところに着地するはずだ。

僕の解釈でいくと、「ろくでなしブルース」の逆は、「良質な多幸感」になる。
ブルースを音楽ジャンルとしてのそれではなくてメンタリティの方でとらえてみた。
まあ、こんなところでしょう。

ボキャブラ天国のキャッチフレーズでやってみよう。
BOOMERの「遅れてきたルーキー」は、「早番のベテラン」になる。
まあ、こんなところでしょう。(別に面白くしようとしてないから面白くなくても問題ない)

単語が二つの場合は、そんなに問題ないのだ。
単語が増えるとグッと難しくなる。

例えば、何かしらのスポーツで強すぎるチームのことを称して「世界最強の鉄人軍団」みたいに言うことがあるでしょう。
これを逆にしてみる。

素直にいけば「世界最弱の虚弱軍団」になる。
まあ、こんなところでしょう。
と言いたいところだけど引っかかることがある。

まず、「世界」は逆にしなくていいのか?ということ。
あと「軍団」はそのまんまで構わないのか?ってこと。
全体を通しての「逆」なんだから、「世界」と「軍団」も逆にしなきゃいけないのか、それとも、それらは残したままでそれを修飾するワードのみを逆にするのか。

迷う。

試しに全部を逆にしてみよう。
しかし「世界」の逆転ってなんなんだ?
スポーツの大会で考えてみると、トップは世界大会。
その下は全国大会。
その下は県大会。
その下は市大会。まあ、その下に校内大会とかがあるだろうけど、
他のチームと戦うという意味では学校を最小単位にした上でそれが参加する最小規模の大会ということになるか。
そうなると「市」が一番小さいカテゴリーか。せめてもうひとつグレードダウンして「村」にしておく。

次は「軍団」の逆だ。
これは簡単だ。群れてない状態なわけだから、「個人」。「人」だ。

ということで、「世界最強の鉄人軍団」の逆は「村最弱の虚弱人」になる。

さて、さらに。
逆を逆にしたらもとに戻るのか?

というのもあるけれど、
今日のところは「世界最強の鉄人軍団」の逆は「村最弱の虚弱人」ってところでおしまい。

だから何だ?感はぬぐいきれませんね...。


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