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酔っぱらって帰還した夫の介抱について

珍しく、夫が職場の飲み会で酔いつぶされて帰ってきた。
なんでも、上司(女)先輩(女)に囲まれてお店決めから宴会中の飲み物の補充まで、びっちり接待役をした打ち上げで、しかも午後いっぱいは研修発表の講師だったという神経がボロボロな1日だったらしい。

気を使う上司との飲み会と前もって聞いていたので、朝から私は「イヤな予感」がしていたのだ。

靴を脱がせ、ズボンをたたみ、ワイシャツを脱がせて、水をわんこそば並みに飲ませる。
手をつないで欲しいと泣きそうな顔で頼んでくるので、そっと手を取って、「大変だったね。もうきもちわるくない?胃薬飲む?」と介抱。いつ吐いてもいいようにエチケット袋の用意。
スマホの充電。常備薬を口の中に放り込んで、メガネを部屋用のものに付け替えてやる。

当然お風呂に入ったら出てくるまで待機。

「この人の体は大きいな、もし寝たきりになった場合、私に介護できる体力が残されているだろうか」とうっすら、体温の高い夫の体を支えながら寝かしつけながら考える。

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