見出し画像

#46 シミンズシーズ3(全体編3/5)

 シミンズシーズの紹介・全体編3も概要の3回目です。社会の変化、業界を取り巻く環境の変化に対応し、中間支援組織に求められる機能を充実させていくために積極的に進化していきたいと思っています。

🔶概要3
 2024年7月現在のシミンズシーズは「シミンの自立と自立を支援する」をミッションに、それを具現化する事業として「公共施設の運営」「自治会支援」「チームブランディングと人材育成」「保育園の運営」などを行なっています。徐々に柱となる事業が育ってきたと感じています。
 主要事業の中で一番長く関わっている東播磨生活創造センター「かこむ」では、「つながる施設」をメインコンセプトに、利用率や来場者数などの定量的な評価はもちろんクリアした上で、これまでの公共施設にはない「市民参加型」と言う新たな価値の付加を目指して努力を積み重ねてきています。
徐々に、器(施設)の存在や人的影響力が外部へ溢れ出し、いろいろなところで化学反応を起こし始めています。
このことは、「場」に集まる人や情報が生み出す価値が大きい物であることを意味していますし、同時に私たちの手で大きく育てることもできるものであるとの手応えも感じています。少しずつ形ができつつあるコーディネートやプロデュースという手法をシミンズシーズの「Do Tank」部分を担う部門として事業化し、大きな柱に捉えたいと考えています。そしてこの部門の中心には「市民参加」というキーワードを据えます。シミンズシーズのビジョンを実現するためには、多くの人に「最初の小さなきっかけ」をつくりだす必要があります。「参加」しなければ「こと」は始まりません。
市民社会をつくるために、市民ひとりひとりがジリツして、楽しく豊かな暮らしが送れるために、「参加」はとても大切なはじめの一歩なのです。

 そして、従来からの中間支機能を社会から求められる形でさらにブラッシュアップした組織にすべく新たに「Think Tank」部分を担う部門を分離して運営して行きたいと考えています。
これからの中間支援組織のあり方を模索しつつ、「チーム・ブランディング」プログラムや自治会支援などコンサルティングという手法を中心に、事業化を進めます。専門的なスキルを必要とするため、外部との人材交流を図りながらより質の高い中間支援組織を目指します。
設立当初の「シーズ加古川」から10年後に「シミンズシーズ」に、そして23年後にはさらに新たな「カタチ」へ進化します。

次回はシミンズシーズ4(全体編4/5)です

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?