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鬱ゲー紹介 ドラッグオンドラグーン 第一回

こんにちは、あずまろです。私は普段youtubeで鬱ゲーや奇ゲーの紹介をしていますが、動画内で説明しきれなかった所を含めてゲームの魅力をネタバレ無しで紹介していきます。この記事はもちろん無料で全部読めます。


1.ドラッグオンドラグーンとはどういうゲームか

ドラッグオンドラグーンは、鬱ゲーとしてかなり有名なゲームです。鬱ゲー好きに聞けば、「さよならを教えて」、「serial experiments lain」と共にヤバイゲームとして教えてくれるでしょう。
ストーリー自体は、簡潔な物です。世界の滅亡を目指す「帝国軍」に対抗するためにいくつもの国が連携した連合軍が結成されます。主人公は、その連合軍に参加する元王子の「カイム」。戦いの中で、人間を見下す傲慢な龍のレッドドラゴンと出会います。二人は、互いのために自分の心臓を相手と入れ替える「契約」をして、共に帝国軍との激しい戦いに巻き込まれていきます。

聞いた感じ、王道系のRPGとたいして変わらないストーリーに聞こえると思います。当時手に取った人もそう思ったのでしょう。当時はかなり掲示板が荒れたそうです。

マルチエンディング形式で5つのエンディングがあります。それがこのゲームを有名にした理由でしょう。



2.個性豊かな(頭のおかしい)登場人物

このゲームを有名にした理由の一つが、その個性的過ぎる登場人物です。主な登場人物を元にネタバレなしで紹介していきます。
1.カイム・・・今作の主人公。元々は、小国の王子であったが帝国のドラゴンによって家族を殺されてしまう。その後、連合国軍に加わります。
レッドドラゴンと出会い、契約した後は強大な力の代わりに代償として声を失います。しかし、彼の本性は敵を倒すことに快楽を感じる戦闘狂です。作中で一切の躊躇無く大量の敵を切り刻むのはそういった理由があるからです。ただ、人としての感情が無いわけではなく、仲間のために戦ったり、涙を流すこともあります。個人的には、好きなキャラクターの一人です。

2.レッドドラゴン・・・今作の相棒。帝国軍に捕まって死にかけていたが、カイムと契約することで復活。共に帝国軍と戦う事になる。最初は、人間を見下す態度を取っていたが、徐々にカイムとの絆が深まっていく。特に、とあるエンディングでこいつが取った行動は鬱といわれるが個人的には感動しました。ちなみにどちらかというと性別は雌らしいです。

3.フリアエ・・・主人公の妹。女神という作中でも大切な役割を持っている。彼女が死んでしまえば世界も終わってしまうので帝国軍に追われている。体中が激痛にさらされているうえに自由に他人と会うことも出来ないのでかなり性格が暗くなってしまったらしい。兄の事を異性として見ている。とあるエンディングで彼女がとんでもないことになり、多くの人のトラウマになっている。

4.レオナール・・・主人公の仲間の一人。家族を帝国軍の襲撃で失い、カイムの仲間となる。非常に優しく理性的な性格の持ち主。彼も契約者であり、毒舌のフェアリーと契約した。代償は視力である。性癖がかなりゆがんでいる、具体的に言うとショタコンである。といっても、暴走することはないので比較的まともな人間。ちなみに、本作最強キャラなので彼を使えるようになれば難易度がかなり下がる。

5.アリオーシュ・・・主人公の仲間の一人。こちらも帝国軍によって家族を奪われてしまい狂ってしまった。契約者の一人で、ウンディーネとサラマンダーという精霊が契約相手。代償として子宮を失っている。子供を食べて守るという頭がおかしい発想をしているため、子供限定のカ二バリズムに目覚めている。


6.セエレ・・・主人公の仲間の一人。母親に過剰な愛情をうけて育った少年。契約相手のゴーレムと共にいたところをカイム達に出会い仲間に加わった。契約の代償は時(成長)。表面的な綺麗事しか言わず、嫌われるのを恐れている。しかし、とあるエンディングでは彼が重要な役割を果たす。仲間にやばいのが二人(レオナールとアリオーシュ)いるが大丈夫なのかずっと心配だった。


3.ゲームシステム、操作性など

次ぎに、このゲームのシステム面を詳しく解説してい来ます。このゲームが出来るのはPS2だけです。アーカイブなどで配信はされていないと思うので持っていない人は買うしかないですね。10年以上前のゲームなので画質なども今のゲームより劣ります。特に操作性ですが、かなりもっさりとした感じなのでニーアオートマタなどとは違うということを理解しておいた方が良いです。特に、レッドドラゴンの操作で止まることが出来ないので狙いが付けづらいです。
良い点を上げるのならば、周回が楽です。一回クリアをするとチャプターセレクトが解放されるので好きなステージを何回も出来ますし、取り忘れた武器も後で回収が出来ます。また、普段ならば作業になってしまう武器集めなども武器それぞれにしっかりとしたお話があるので楽しみながら出来るのが良いところです。まぁ、今から買う人はストーリー重視でしょうからあまり気にする必要はないですね。

ゲームの難易度ですが、苦手な人でも一部のボスを除けばなんとかなると思います。レオナールが仲間になれば、基本的には負けません。



4.続編について

このゲームの続編ですが、主に二つあります。一つは、ドラッグオンドラグーン2。もう一つは、ニーアレプリカントというゲームです。どちらも別々のエンディングから派生しているのでどちらか片方でもいいです。ドラッグオンドラグーン2は、今作から18年後を描く正統続編です。同じ登場人物がでたり、1をやったいることが前提です。同じくPS2のゲームなので興味がある人は、やってみることをおすすめします。(難易度は高いですが・・・)

ニーアレプリカントは、今作から1000年以上先の話です。あのニーアオートマタの前作なので知っている人も多いでしょう。こちらも鬱ゲーとして有名な作品ですね。操作性や画質もPS3になったことでかなり良くなっています。ストーリー自体は、今作を知らなくても支障がないものなのでこちらからやるのもおすすめです。

5.まとめ

ドラッグオンドラグーンは、私もかなり好きなゲームなので魅力が伝わっていれば嬉しいです。興味が出た人はぜひやってみてください。PS2が出来ない人は、実況動画や小説などでも良いです。今後も続編が出る可能性もあるので楽しみですね(*^_^*)

それでは、今回はここまで。読んでくださりありがとうございました。


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