感情日記10月1日~忘れないで

[不安]

いなフリ@能登に着いた。
夕飯後、ぶらりと散歩へ。海に行き、振り返ると満点の星空。住んでいる鯖江の田舎も星がきれいなのだが、それ以上に真っ暗な空に星がたくさん見える。

星を見たり、海辺を歩いたりしながら、ふと鯖江の人たちを思い出した。
早ければ来週、遅くとも今月中には鯖江を出る。そうしたら、ここで築いた人間関係はどうなるんだろう。
どうしても縁を切りたくない人、一生の友人だと思っている人の顔が浮かぶ。物理的距離と心的距離は一致しないはず。関係は変わらないはず。

でも新しい出会いがあれば、私は過去の人として記憶の底へ底へと送られ、いつしか忘れられてしまうのではないか。
忘れないで欲しい、細くとも長い絆で結ばれていたいと願う。つい期待をしてしまう。人に期待してはならないのに。

人は二度死ぬという。一度は肉体が消滅したとき、もう一度はみなの記憶から消滅したとき。
死んだ後に忘れられてもかまわない。でも生きてる間は、私が相手を覚えている間は、相手にも覚えていてもらいたい。

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