まっすぐななっちゃんとふんわりもーりー

今回のさばフリのこっち側の人間のほとんどが前回もこっち側の人だった。
だから、ほとんどの講師、メンター、ゲスト講師の自分史を聞いたことがある。でも、聞いたことのない人がふたり。

なっちゃんともーりー。
なっちゃんは何度か会ったことがあるけれど、もーりーさんは本当にはじめまして。

ふわふわのマシュマロのようなもーりーさん。
柔らかい印象そのままに、優しい人。こんなに優しいと疲れるだろうなぁと心配になるくらい。でもちゃんと、すっと姿を消してひとりの時間を大切にしている。

ふんわりしているのに芯があって、自分の欲しているものをちゃんとわかってる。向かう先が見えていて、そこを目指して着実に歩いている。
ひとつひとつ、ひとりひとりに真摯に向き合う人。

できれば、もうちょっとだけ、ゆっくり日常の中で会話できるとうれしいなぁ。さばフリ終わった後、一週間くらい残らないかなぁ。
私が男なら、一緒に温泉行って湯船につかりながらなんてことない話ができるのに。（ま、別に男じゃなくても私はできるけど）

なっちゃんは、最初に会ったときから真っ直ぐな目が印象的だった。
背筋を伸ばして前を真っ直ぐに見つめ、うそも裏もなく正直に生きている。正しく生きようとしているように見える。

こんなに真っ直ぐだと、これまでたくさんあちこちにぶつかってきたんじゃないだろうか。自分では思っていないことで痛い目を見てきたかもしれない。「なんで？」ということもたくさんあったんじゃなかろうか。

そのくらい、真っ直ぐな人。
正直、その真っ直ぐさが私にはキツイ。私はとことんまでひねくれ、正直さの対極にいる。
でも一緒に2週間すごして、その真っ直ぐさが好きになった。
私の変化球も「そうなんですね！」と素直に受け取る。木津くんが「生まれたての赤ちゃんみたい」と評した意味が、ようやくわかった。

なっちゃんももーりーさんもしおりんさんもゆうとくんも、みんな私にはない善人性を持っている。
その人たちの中にいれば、私も少しは善人になれる…かも。