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短編小説『ククギ国』(無料公開版)

※無料公開期間終了

言葉は知るため、語るため。

 〈血の遠征〉の時代には、たくさんの王国がカナンから消えてなくなった。
 ククギ国もそんな王国のひとつだった。
 ククギ国は土地は肥沃で作物が多く穫れ、人々は皆豊かに暮らしていた。そんな国であるから、歌舞音曲もとても栄えて、ククギのひとは誰も自分たちの国の歌や踊り、音楽や物語、絵や像はカナンでも一番であろうと常から誇りに思っていたという。
 もちろん国を支配する王様自身もそのように思っていた。ぜひとも、この素晴らしいククギの宝をより素晴らしいものにしたいと願っていた。
 ある日、王様はよいことを思いついたと家臣たちを呼び集める。

(掲載期間が終わりましたので)ここから先は、有料マガジン「空想海軍 短編小説集」でお楽しみください。



※期間限定・短編小説 について
 期間限定・短編小説では、とくにテーマも定めず私が「こんなの書きたいな」と思ったものをできるだけ短くまとめて書いていこうと思っています。
 掲載期間もとくに定めず、「次の短編がアップされるまで掲載」くらいに考えています。

 掲載終了後もマガジン「空想海軍 短編小説集」(こちらは有料)に載せておきますので、過去作が読みたくなったひとはそちらでよろしくお願いします。

「空想海軍 短編小説集」
https://note.mu/tanaka_kei/m/m5a2978bf4709

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