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スキルよりも大事な「STARの観点」をみんなに知ってほしい

自分が前職にほぼ第二新卒として入社し、そのとき参加させていただいたリンクアンドモチベーションさんの研修で、「STARの観点」というものを学びました。

社会人の基礎的な部分の多くはこの研修から得たと思っています。

あまり色々書くと、これから受ける人の研修効果が下がるので掻い摘んで書きますが、超基礎なのでいろんな人にこの観点を知ってもらいたいと思い記事にしました。

気になった人はぜひ周囲の研修体験者に話を聞いてください!
(期間的にも価格的にも簡単に受けれるものではないですが……)

成果を出すビジネスパーソンに必須の「STARの観点」

STARの観点とは、ビジネスパーソンとして成果を出すために必要な「4つのビジネススタンス」の頭文字を取ったものです。

・S…Say
・T…Target
・A…Action
・R…Roleplay

引用:リンクアンドモチベーション社サイトより

STARの観点がなぜ必要か

シンプルに超基礎的な考え方だからです。

じっくり悩んでも動き出さなければすべて机上の空論ですし、
いくら優れたアイデアでも、顧客やチームが理解できなかったり、ニーズとズレてたりすれば受け入れられません。
(例えば、予算消化が目的の顧客に低予算で効果の高い企画を提案する、など。)

STARの観点は、スキルや能力だけがあっても成果は出せないから必要な、仕事における基礎的な考え方のフレームなのです。

どうもスキルばかりあげようとする人たちが多いと感じてたのですが、
「それよりも基礎的な部分を身に着けたほうが成果出るのでは?」
と思い書きなぐっています。

Say…伝わらなければ意味がない

部下やチームメンバーに「何に向かって仕事してるかわからない」って言われちゃったり、
会議が終わってから「自分はこうだと思うんだけどね」って言っちゃったり。

理解できない相手が悪いと思ううちは成果は出ません。

もし広告仕事なら、
理解できないクリエイティブ=出来の悪いクリエイティブ
ですよね。

行間を読めばわかるだろ、と思うのは勝手ですが、それで思う結果が出ないのはあなたの責任です。

基本的には言ったこと以外伝わらないと考えなければなりません。

Target…目的のない仕事はない

言われたとおりに仕事をしたのに怒られた、なんてこともあるかと思います。

例えば、資料の印刷を頼まれたとします。

「いつもうるさくインク代節約と言われているし、モノクロでコピーしとくか」
と思い印刷したら、
「カラーじゃないとデザインのチェックができないだろ!」
と怒られる、というパターンです。

自分はそんな仕事の頼み方はしないと心に誓うことも大事ですが、これがクライアントであれば失注につながる可能性もあります。

「ドリルを買う人がほしいのは穴である」という話をすれば納得しやすいかもしれません。

目の前の仕事も、目的から逆算してこなしたほうが成果が出やすいハズです。

また、「(売上)目標を達成する人は5秒で目標が言える」とも言われました。
目標が言えないということは、いまの仕事をなんの為にやっているかもわからない、と言えるのです。

Action…立ち止まってる暇はない

ビジネスの世界は速さやタイミングなんて言う人も多くいます。

Facebookのザッカーバーグ氏も
「Done is better than perfect.」
と言っていますので、"やる"ということが大事です。

特にベンチャーやスタートアップに身を置いていると、考えている間に競合が参入してきた、ということも大いにあり得ます。

またPDCAを重ねるにしても、永遠にPlanを立てていてはサイクルは回りません。

ある程度考えたら動き出し、動きながら考えるほうが成果に近づきやすいのです。

Roleplay…仕事は一人ではできない

一言でいえば、相手の立場に立って考えることがRoleplayです。

「自分だったらこうするのに」と思うときも、同じ立場になってみると「確かにそう動くよね」なんてこともあるでしょう。

国が変われば常識も変わることだってあります。
相手の立場になれなければ、チームで成果を出すことは難しくなるでしょう。

大事なのは自責思考と素直さ

自責思考とは、すべての責任は自分にあるという考え方です。

重たく受け止めすぎると精神的に負担になるので注意が必要ですが、自責思考は本来はメンタルを安定させるための考え方だと思います。

他人のせいにしても何も変わらないし、自分の成長にもつながらない。

コントロールできない何かに振り回される方がストレスです。

相手を変えるより問題意識を持っている自分を変革させるほうがはるかに楽なんです。

それにあたり重要なのは素直さです。

下手なプライドがあると自分の課題を受け入れられづらいと思います。

自分よりも歳下からのフィードバックも素直に受け入れられないと、老害と呼ばれるわけです。

それに引き換え、結果を出し続け成長し続ける起業家の方はめちゃめちゃ素直で指摘されたらすぐに直す、なんて話も聞いたことがあります。

これらのことは、歳を重ねるほどプライドが積み重なり変えていけなくなります。

気づいたときには手遅れにならないよう、いま初心に帰り、足りない基礎を素直に身に着けていきましょう!

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だんな / とあるマイナースポーツのアンバサダー
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