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僕の心のヤバイやつ 感想:Karte.60

久しぶりの感想で申し訳ありません。

私、恥ずかしながら山田のあまりにも哀し気な表情に心が乱れまくりまして、Karte.62まで様子を窺っていた次第でございます。

Karte.60の破壊力。もう、あのだーやまの表情を見て筆者は悶絶しておりました。

詳細は以下で述べるとして、まったく、下手したら当人たちよりも心を乱していたおっさんでございます。

いやもうね、だーやま、そんな顔しないでよ……

(いやまあ、京ちゃんとだーやまの恋はこれからますます盛り上がること間違いなしなので、この曲は間違いなんですがね)


"不器用な、あまりにも不器用な山田"

Karte.60から、もう不安感を煽ってくる漫画の達人、桜井のりお。

あまりにも不器用な山田。

体育、給食、図書館での読書の場面など、京太郎のために必死に介助しようとするが、悉く失敗する。

そして、トイレに行った京太郎が手を洗ったタイミングにて、

いいよ 服で拭いて

と、まるで同年代男子のようなワンパクさを見せる山田。

(このときの意を決したような表情の山田。君、京ちゃんに触れられるのあえて狙ってない?)

おっ もしや…

しかし、ここでまさかの足立にハンカチを出され、痛恨の表情を浮かべることとなる山田。

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(いや、まあ、そりゃね……)

だーやまとしては、エチケットに配慮してないところを見せつけてしまったうえ、(山田視点では)モブもいいところの足立に、見せ場を掻っ攫われてしまったのだから、まあ、そりゃ落ち込むよね、というところだろうけど……

足立にも劣る器量

こんな表情をされたら、京ちゃんの心も穏やかでなくなるのは当然である。


"すれ違う二人"

なんとか気を紛らわせようと、姉の成人式の写真を見せ、会話を明るい方向へ持っていこうとする京太郎。

一旦は持ち直したかに見えた二人だが、互いに思い合う故に二人は、哀しい事故にあってしまう。

あ 頼まれてた雪景色 送ってなかったな

スマホをのぞき込む二人

画面にはぶれた雪景色が映る。

あっ この瞬間 崖から落ちたんだ
ウケるよな


"絶句する山田"

この顔がまたなんとも美しくて哀しい。というか、山田にとっては本当にショックだったんだろう。

いや、京ちゃん、君に(当然)悪意はないだろうけど、この状況でだーやまにそんなこと言っちゃったらそりゃそうなるよね。

"山田のことを考えると周りが見えなくなるんだ"――なんて言えなかった

言えよ! そこでYOU言っちゃいなよぉ……!

という読者の主張むなしく、すれ違う二人。

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(ひええ……)

筆者、ここで心が折れました。

こんな状態で感想なんて書けません。

ひとりでに流れ出すBGM

ここから地獄のような二週間が始まります。

のりおは読者を殺しにかかってるのかな?

Karte.61の感想に続く。



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