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原体験
#はじめての能楽お稽古 今年もやります🎉🥰🎊
— はじめての能楽お稽古 (@nohgakuokeiko) February 18, 2022
シテ方、笛、小鼓、大鼓、太鼓の中からお好きなパートを選んで六回のお稽古の後、七月に発表会💃料金は三万円
今回は親子割も👪️‼️
詳しくはWebを御覧下さいませ👀
公式Webサイト→https://t.co/WeR6KqyMuX
皆様の御応募心よりお待ちしてます😆 pic.twitter.com/J7wSkwpnod
おかげさまでご好評を頂き、今年も出来ることになりました。
多くの方のご参加をお待ちしております。
私の「はじめてのお稽古」、というか能楽初体験について書いてみたいと思います。
私は新潟市の生まれで、家系に能楽愛好家は一切おらず、故郷で触れたことはありません。
大学進学で東京へ出まして、これも法学部という能とは関わりのないところでした。
それが新歓で声を掛けられ、先輩のK・Hさんが「田村キリ」の仕舞を舞って見せてくれたとき、なんだか面白そうだな、と思ったのです。
それから色々なことがありましたが、間違いなく原体験は「先輩が舞ってくれた田村キリ」です。
その先輩のサシコミヒラキの姿は、いまでも思い出すことが出来るのです。
その先輩が玄人はだしの舞手だった、なんてことはないはずです、失礼ながら。
でも私の人生の行く先を変えてしまった。
だからいつも、舞台に出たり、はじめていらっしゃった方のお稽古をするとき、これが何かのきっかけになるのかも知れない、と思っています。
若干の責任を感じるのと同時に、その人がどこへどうなってしまうかなんてコントロール出来ない、想像も出来ないものなんだ、という諦めと希望の混ざりあったような気持ちになるのです。
そして、お稽古したその人もまた、誰かのきっかけになるかもしれない、なったら良いな、と。
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