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あと1cmツアー(関西編)

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくおねがいします。

僕は今年は誰にも会わず、どこにも行かない年末年始。
ツアーファイナルが終わるまでは自粛レベルMAXで過ごしています。

忘年会も新年会も初詣もなし、クリスマス感も年末年始感もほぼゼロ。
その分明日1/3のツアーファイナル、1/10の「オンラインでもあと1cm」、たくさん歌って、2021年を呼び込もうと思っています。
ぐいぐい呼び込むぞーー

その前に、noteは少し2020年に戻って、弾き語りツアーを振り返ります。
今回は関西編。


■12月19日

京都のライブ。新幹線で当日入り。

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紫明会館は国の登録有形文化財の洋館で、歴史がため息になってこぼれるようでした。

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落ち着く楽屋ランキング1位。

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ツアーでずっとやっている曲を演奏し始めると、曲に引っ張られるように歌もギターもぐんぐん進んでいく感覚になって。
ちょっとしかアクセル踏んでないのにエンジンがギュイィィーン鳴っているような、、
めちゃめちゃスピード出る車を抑え込んでゆっくり走っているような、、
(車運転できないので知らないけど、、)
バンドのライブでもたまにあるんですが、この感覚。
弾き語りのライブでここまではっきり感じるのははじめてで、僕にとってはとても大きな出来事でした。
このときのこと、ずっと忘れないだろうなってくらい嬉しかったです。

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実は一昨年、紫明会館でのライブ開催をお誘いいただいたのが、今回のツアーを組むことにしたきっかけの一つだったりします。
そういう意味でも特別な思いがあったライブ。
延期してから7ヶ月以上、ライブが決まってからだと1年以上。
この夜のために、いろんな幸せとかをとっておいたような、そんな京都の夜でした。
またすぐにでも歌いに行きたいです。ありがとうございました!

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ライブが終わって、神戸に移動。


■12月20日

この日の会場は神戸、旧グッゲンハイム邸。

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前日に続いて、美しさの結晶のような静かな洋館。

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リハーサルの後、勿体無いような気がして、1階のステージからギターを持ち出して2階に上がり、海を見ながらポロポロ弾きました。
あてもなく爪弾いて、曲にならない鼻歌をうたう。
海と同じくらい、中庭がキラキラしていました。
ワンマンライブ直前にこんなにリラックスしているのは珍しくて、自分でも可笑しくなりました。

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「ノクターン」のとき、海沿いを過ぎる電車の遠い音が音楽に変わっていくようだったり。
「December」のとき、光が生きているように窓から差し込んでくれたり。
他にも色々。たくさんの小さなミラクルがそーっと包んでくれているみたいでした。
10歳まで過ごした神戸の街、クリスマス前に。

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ライブ終わって、夕方。
2020年のライブ納めがこの日でよかったです。
神戸の皆さんありがとう!

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関西っぽいものを食べられなかったのがやっぱり少し残念だな、と思いながら帰り新神戸の駅で食べた「トマトうどん」。
おそらく関西感とは程遠いメニューだと思うのですが、、、とても美味しかったです。
しかし食べ物の写真撮るのって難しい。。全然美味しそうじゃないなこれ。

・・・というわけで、あと1cmの遠征旅は終わり。
残すは浅草花劇場のみとなりました。
明日ステージに上がるまでしっかり体調に気をつけて、ツアーを締めくくりたいと思います。
最高な2021年を始めます。

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