見出し画像

ドラゴンクエストの魅力を書き散らす。   〜自己紹介と思い出編〜


28歳。独身。接客業。東京在住。名はたなか。
4人兄弟の末っ子+鍵っ子ゆえに国産RPGをひたすら孤独にプレイし続ける幼少期を過ごす。

RPG好きと職業柄も相まって、
今現在もゲームを一緒に遊ぶ友人、同僚は皆無。
性格のせいではない。きっと。

オンラインゲームでは野良の方にすら人見知りしてしまう性格の為、ひたすらぼっちプレイ。
性格のせいだ。びっくり。


自分史上好きなゲームNo.1が
ウィッチャー3
とするならば、

思い入れあるゲームNo.1は、
ドラゴンクエスト(DQ)
になります。

序章

例えるならば、
今現在お付き合いして3年半、同棲して2年。
もうすぐ結婚を考えている恋人がウィッチャー 。

一方のドラクエは、
小さい時からの幼馴染で初恋の相手
一時は良い仲になりかけたものの恥ずかしさから男女の仲にはならず、気まずさから疎遠に。
しかし大人になった現在は定期的に2人で良く飲みに行く親友。それがドラクエ。

ゲーマー人生の生みの親でもあり、
育ての親でもあり、親友。

そんなドラクエとの思い出をつらつら書き散らそうと思います。


第一章 邂逅 
~偶然の原則~

今でも忘れない運命の出会い。

時は遡ること22年前。
小学1年生の夏休み。

当時の家から自転車で10分のところにあった
ブックセンターいとう へ向かう。

目的は、
生まれて初めて自分のお金でゲームを買う為。

漢字もロクに読めない小学1年生がジャケットだけで吟味に吟味を重ねて購入した一本が、

画像2

スーパーファミコン版 ドラゴンクエストⅤ 
天空の花嫁(DQ5)

我ながら良いセンス。センスの神童である。

そこから人生初めての夏休みを、
全てDQ5に捧げた
業の道。

級友からの市民プールへの誘いは仮病か居留守
攻略につまづけば仕事中の親に電話
(子供のやることは不可思議なり)、
エアコンの効いた部屋でカルピスと紅茶花伝をがぶ飲み

そんな夏休みを過ごす私に、
後に悲劇が起きます。

話は変わってDQ5と言えば、

花嫁システム。

DQ5をやったことある人なら当たり前。
やったことがない人でも話は聞いたことがあるでしょう。

画像3

幼馴染のビアンカか大富豪の娘フローラ、
この2人のどちらかと結婚し、家族を作るという当時世間に衝撃を与えたシステムです。
ちなみにファンは今尚どちらを花嫁にするか不毛な議論をしてます。はっ。

ここがDQ5最大の見せ場ではあるのですが、

小学1年生だった当時の私は、
ここまで辿り着けず力尽きます。

私の身に起こった悲劇。それは、、、

バグ。

物語の中盤、大富豪ルドマンの依頼により、
炎のリングを取りに死の火山へ(これを済ませば花嫁システム)。

未だ忘れられぬ忌まわしき記憶。

画像1

死の火山のボス ようがんげんじん×3戦

これがレベルを上げども上げども倒せない、、、

気が付けばレベル40(魔王倒せる)。
中盤にしてバギクロスを覚える始末
(過剰スペック)。

8月31日、そっとコントローラーを置きました。

気が付けば友達は居なくなり、
電気代が上がったと親に叱られ、
一ヶ月で10㎏太った小学1年生。

根腐りした性格の土台はここで培われました。


第二章 蜜月 
~盛りのついた青春~

初対面の印象が最悪であれば最悪であるほど、
後に結ばれるのがラブコメの鉄則でもあります。


人生最初で最悪の夏休みを過ごした私。

その後はDQのナンバリングを荒らし回ります。

ここからは私のドラクエ遍歴と思い出、
青春を年表
で振り返らせていただきます。

7歳 ス-ファミ版 DQ6
ストーリーに忠実でいたい性格の為、
転職システムに馴染めぬままクリア。
最悪の夏休みのリベンジを果たす。

完全に肥満児と化す。イジメられないよう体育はサボり、軽快な話術を身に付ける。反動で性格はどんどん綺麗に歪んでいく。

8歳 2000年発売 PS版 DQ7
キーファ離脱で心が折れ断念(小学生だな~)。
数ヶ月後リベンジするも、パズルが見つけられず断念(後に中学生でクリア)。

あまりにも天邪鬼で担任の先生に『君とは話したくない』と言われ爆笑する。初めて大人がドン引きする目を見る。

9歳 2001年発売 PS版 DQ4
賛否あるオムニバス形式。私はごっりごりの賛。散り散りの仲間が徐々に集まるのにテンション爆上げ。人生で一番周回しているゲームである。
好きな子の前でカッコつけようと、給食で出る牛乳のストーロー包装紙を飲み込みワイルドさをアピールする。二週間後その子は転校する。
包装紙飲み損である。

12歳 運命の2004年 PS2版 DQ5が発売
過去のトラウマ ようがんげんじんに用心しすぎてレベル30で挑む(本来20で充分)。
無事にクリアしてゲームで初めて涙する。
クラスメイトに片想いする。この片想いは6年続く。

・同年 PS2版 DQ8
DQ初の3D化。ストーリーに忠実でいたい性格でいつもパーティー編成に悩んでいた為、4人固定でテンション爆上がる。話もすごい好き。
中学生になり、自分を慰める方法を知る。
この時から絶倫の素質を垣間見せる。
片想いしていた子に告白される。しかし片想いしてる距離感が丁度良かった私は、この告白を無視。そして再び片想いの迷宮へ歩を進める。

・17歳 2009年 DS版 DQ9
携帯機でプレイする初のドラクエ。
キャラクリと天使の設定に馴染めぬままクリア。

バイトをしすぎて一ヶ月で20㎏瘦せ、肥満を脱する。初めて異性を知り、完全に猿と化す。
ちなみに相手は片想いしていた子ではない。

※DQ1,2,3も勿論プレイしているものの、いつやったか記憶が無い。
※そして急激に痩せた為、今でも腹の皮がダルダルである。


第三章 別離 
~残酷な時の流れ~

文字通り、青春を共に過ごしたドラクエ。
何回クリアしたか自分でも分からないほど遊んだドラクエ。

しかし、別れは突然やってきます。

その別れの理由は、、、就職。

高校を卒業して就職した私は、
品川の社宅に住み始めました。
部屋の広さは4畳。

ほとんど身一つで出てきた私は、
そこからプッツリとゲームをやらなくなります。

時代はPS3全盛期。

名作が数多くリリースされ、
活躍時期が長かったPS3時代。
そのほとんどをプレイしてこなかった事が、ゲーマーである私のコンプレックスとなっています。

仕事に打ち込み、恋をしながら、夜は飲み歩き、
あっという間に20代半ば。

もう二度とゲームはやらないんだろうなぁ~。


そんなことを考えていた私に、転機が訪れます。

第四章 再会 
~抱きしめてTonight~

2017年 夏。

付き合っていた恋人と同棲していた私。

当時、恋人はうつ病を患い仕事を辞め、
家に引きこもる日々を過ごしていました。

自分なりに精一杯サポートしようと思いながらも、疲れとストレスは溜まる一方。
日に日に激しさを増す恋人の不安定さ。
私にも限界が近づいて来ていました。

激しい口論、荒れる果てる部屋、
一晩中聞こえる恋人の泣き声、、、

そんな日々を過ごしていたある真夜中、
ただ無心でTVを眺めているとあの曲が流れてきました。

泣いた。自分でも引くほど泣いたねーあの時は。

その次の日、速攻でPS4とソフトを買いました。

しかし時の流れは残酷。
使っていたテレビにHDMIケーブルが挿せず、
んだこれ?どこに挿すんだこのケーブル?
と四苦八苦。次の日にテレビを買い替え。
足踏みをしながらも、


8年越しにようやく私は、

再び勇者になりました。

終章

そこからは過去のブランクを取り戻すかのようにゲームに打ち込む日々。

お陰で最愛のゲームとも出会え、
(その時の恋人と別れて以降)恋人も出来ず、
相変わらず友達もおらず、
ひたすら家に引きこもる最高の日々を送れています。


ありがとう、ドラクエ。
ありがとう、堀井さん。

人生の節目に必ず傍にいてくれたドラクエを、
僕は一生遊び続けるでしょう。



番外編 

良い感じに締めようと思いましたが、
暴言吐きます。自称ドラクエファンに。

というかこれが実質本編です。

先に謝っておきます。
ごめんなさい。許してください。

まじで話しててムカつくなぁーと思う、
新しいシステムになる度に批判する奴。

2Dから3Dに、オンラインに、
最近ではボイス入りに対して。

やれ
『2DじゃないDQは DQじゃない』だ、
『オンラインのドラクエはありえない』だ、
『喋っちゃ駄目でしょ~ドラクエは』だ。

いやいやいや、全部ドラクエだよ?
全部全部、みんなが大好きなドラクエですけど?
90年代からタイムスリップしてきたの?

制作者側に寄り添えないファンは糞だと思います(逆も然りだけど)。

過去の思い出補正がかかってるのか知らないけど、制作側の努力と進歩を無視して批判してファンを公言するなよって感じです。

たまにはあるよ、
誰が見ても『そうじゃない!』っていう事も。
でもそれを時に優しく見守って、時に支えるのがファンでしょ。

お客様は神様とか思ってるのかもしれないけど、
それはあくまでも店(制作)側の考えであって、客(消費)側の考えじゃないから。

なに自らを神とかほざいてんの。
やばいの?痛いの?

別にへりくだる気も無いけど、
作ってもらった物をどう自分なりに楽しくやるかが我々ユーザーの使命でしょ(タイムアタックとか最速レベル上げとかは理解出来ないけど)。

百歩譲って、プレイしてから言うのはいいよ。

でも大概DQ10やってねーじゃん。
Switch版のDQ11もやってねーじゃん。

やっぱりオンラインは苦手だなぁとか、
グラフィック面とかテンポ感でPS4版の方が好きだぁってプレイして初めて言えることでしょ。

まじで純粋に楽しみたい人の邪魔だからやめてくんねーかなードヤ顔で批判すんの。
それ言ってる時の顔、まあやばいから。

自分には合わないなと思ったら黙って歯磨いて寝なさいよ。

あーーードラクエ最高。
全部最高で最強で楽しいなあー。
おやすみなさい。

さよなら〜