20年くらいを一気に振り返る

大昔働いていた幼稚園の元同僚と

久しぶりの再会

ゆっくりお茶を飲みながら

たくさん話をしました

彼女が新任の時

先輩の先生として組んだのが私

いつまでもハタチちょっとのイメージでしたが

あの頃からずっと現役で

今ではベテランの先生として活躍している

私は

今でこそ幼稚園の先生として

毎日保育の現場にいますが

長いことそこから離れていました

あまりにもその時間は長くて

正直

もう戻ることはないかもしれないとも思っていました

私が結婚をして

長男を生んで

あちこち地域の子育て広場やイベントに顔を出したり

その後次男を生んで

長男が入園

今度は私は幼稚園の「保護者」の立場になり

長男卒園から続けて次男入園で

どっぷり幼稚園ママ生活を6年間

それからちょっと寄り道をして

幼稚園の世界に戻り数年

こんな風に私があちこちやってる間

冒頭の彼女はひたむきに

ひとつの幼稚園で教諭を続けてきた

もう大人になっている年代も

うちの息子たちの年代も

私が今関わっている子どもたちの年代も

全て見てきている彼女

社会の情勢も変わり

幼稚園は認定こども園へと変わり

保育以外の

制度のことお金のこと職員の働き方のこと

そのリアルな変化のど真ん中で

第一線で今も働いている

その重みと

話す中で出てくる懐かしい名前や

懐かしい出来事

色んな色んな話に

私たぶん

夢中になって息を止めてた

途中で座ってるのに

頭がクラクラ

それを悟られないように

背もたれに体を預けながら

大昔の20代の頃

心身全てをかけて仕事一色だったことを

感覚的にも思い出した

20年の色んな感情

新しい情報

懐かしさ

一気に味わうそんな時間となりました