見出し画像

イオンのポイント・会員登録周りを整理してみる

「え!?
 『WAON POINT』と『(電子マネー)WAONポイント』
 って別モノなの!?」
「モバイルWAONとGooglePayのWAONの違いは?」
ポイ活やキャッシュレス決済の入口に立ったときに、誰もが通る道です。

イオン関連のポイントサービスやネットサービスについて、
あまり整理できていなかったので、自分用にいちど整理してみました。
(が、調べてまとめようとした結果、
 かえって複雑さの沼が深まったような気がする)

物理カード

イオンカード

WAON一体型イオンカード(JCB)

イオンクレジットサービスのクレジットカード。
イメージカラーは紫
各種提携カード、キャラクター柄、ゴールドカードなどあり。
イオンカードセレクト:イオン銀行のキャッシュカードと一体化したクレジットカード

電子マネーWAONカード

(電子マネー)WAONカード

2007年~
イオンリテールとイオン銀行による、フェリカ電子マネー
イメージカラーはシアン。

WAON POINTカード

WAON POINTカード

2016年~
イオングループの共通ポイントカードとしてサービスイン。
当初は、他社クレカや電子マネーでもポイントが付与されていたが、
2020/4~現金払い専用のポイントカードとなっている。

ポイント

ときめきポイント

ときめきポイントのロゴ

イオンカードのクレジット利用で貯まるポイント。
2021/9~貯まるポイントがWAON POINTに変更・統合。

電子マネーWAONポイント

電子マネーWAONポイントロゴ

イオングループ以外(WAON POINT加盟店以外)
電子マネーWAONを使用したときに付与されるポイント。
電子マネーWAON残高に交換できる。

WAON POINT

WAON POINTロゴ
  • WAON POINTカードを提示して現金(商品券含む)で支払った額

    • WAON POINTカードの代わりとしてイオンカードを提示でも可

  • イオングループでの電子マネーWAON利用額

  • イオンカードのクレジット利用額

  • AEON.comでの買い物

に対して付与されるポイント。
WAON POINT加盟店でそのまま買い物に使用できる。

会員サービス

会員情報は各サービス別に管理されているので、登録されている情報は統一されていない。
ログインのセキュリティ強化に伴い、ID・パスワード以外に、初めて登録した当時の電話番号を聞かれることがあってとまどうことがある。

イオンスクエアメンバー(イオンスクエアID)

旧イオンネットメンバーから2012年に改称。
イオンクレジットサービスのサービスサイト会員。

https://www.aeon.co.jp/inquiry/netmember/

と同時に、イオングループのEコマース業態(イオンネットスーパー・イオンショップ)でもこの会員IDが使用されている。

https://www.aeon.com/aeonsquaremember/

(ただし、イオンスタイルオンライン・イオンバイクなど独自IDのサイトも多々)

両者とも同じ”イオンスクエアメンバー”名称で、
実際同じIDパスワードで両方のサイトにアクセスできるんですが、
クレジットの方は「イオンスクエアメンバー利用規約」、
eコマースの方は「イオンスクエアメンバー規約」と別々の規約になっていて、
内部的には扱いを分けている印象があります。

WAONメンバーズ

登録することにより、お得な情報がメールで届いたりキャンペーンに参加できるというしくみ。
登録する情報はメールアドレスや生年月日のみ。
(現在も登録ページは稼働しているが、キャンペーンは2017年以降実施されていない)

smart WAON ウェブ会員(イオンマーケティング)
WAON POINT会員(イオンマーケティング)
電子マネーWAON会員(イオンリテール)

電子マネーWAONカードもWAON POINTカードも、
入手した直後はカードに個人情報が紐付けされていない。
smart WAONウェブサイトで、所有するカードに個人情報を登録すると、
「smart WAONウェブ会員」と「WAON POINT会員」に同時に登録した扱いになり、WAON POINTの合算が可能になる。

電子マネーWAONを登録すると、
さらに「電子マネーWAON会員(所有者情報登録)」にも登録され、
紛失時の電子マネーWAON残高の移行が可能になる。
(以前はWAON公式サイトでの登録だったのが、smartWAONに統合された?)

iAEON会員

イオングループの決済・ポイントが統合されたスマホアプリiAEONの会員。
携帯電話番号がIDとなっている。
2022/6/22~
イオンスクエアメンバーがiAEON会員に統合可能となる。
一つのIDでsmart WAONやイオンの各eコマースサイトにログインできるようになるらしい。

ただし、暮らしのマネーサイト(イオンクレジットの会員サービス)は従来のイオンスクエアメンバーのまま

Webサービス

暮らしのマネーサイト

https://www.aeon.co.jp/

イオンカードの会員向けWebサイト。利用明細の確認など。
(このサイトがaeon.co.jpのドメインを持っている)
イオンスクエアIDでログインする。
イオンカードと一体の電子マネーWAONの管理もこのサイトで。

電子マネーWAON公式サイト


https://www.waon.net/

電子マネーWAONのポータルサイト。
使えるお店の検索や関連アプリの紹介ページのほか、
WAONネットステーションもこのサイトから。

WAONネットステーション

https://www.waon.net/net_station/

電子マネーWAONの残高照会、電子マネーWAONポイントの照会、預入、ダウンロードなどが行える、各店舗に備えられたWAON端末「WAONステーション」のWeb版という位置づけ。
電子マネーWAONカードの裏面に書かれたWAON番号とコードを入力してログインする。
フル機能を利用するには、ICカードリーダライタが別途必要。

smart WAON(スマートワオン)

WAON POINTを管理するWebサイト(またはアプリ)の呼称。
smart WAON ウェブID(またはイオンスクエアメンバーID)でログインする。
WAON POINTが貯まる各カードを登録すれば、各カードに分散しているWAON POINTを統合できる。
(イオンスクエアメンバーIDを使うとAEON.comでのポイントも統合できる。)

一旦登録されたカード(例:更新前のイオンカードに付帯されていた電子マネーWAON)はユーザー側では削除できない。
計50枚のカードが登録できる一方で、登録できるイオンカードは1枚のみ。(複数のイオンカードにたまったWAON POINTは暮らしのマネーサイトで統合できる)

smart WAONウェブIDとの統合

smart WAON ウェブIDとイオンスクエアメンバーIDの両方を持っている場合、WAON POINTが貯まる各カードが登録されたsmart WAONウェブIDを、
イオンスクエアメンバーIDの方に統合することが可能。(逆向きは不可能)
統合するとsmart WAONウェブIDは消滅しログインできなくなる。

AEON.com

イオンネットスーパー・イオンショップといった
イオングループのEコマース部門のポータルサイト。

イオンスクエア

AEON.comに統合されて発展的解消?
イオンネットスーパーのログインや、e予約システムに、
aeonsquare.netのドメインが残っている。


スマホアプリ

iAEON(アイイオン)

  • AEON Pay(イオンカードが紐づけされたバーコード決済)

  • モバイルWAON(Android) or WAONアプリ(iPhone)(フェリカ電子マネー)

  • WAON POINTカード(ポイントカード:バーコード読み取り)

といった、各支払い手段やポイントカードと、
店舗情報が統合されたアプリ。
携帯電話番号でログインする。

WAON(Android)

Android上のWAON(おさいふケータイ・GooglePay)の残高照会やチャージを行うアプリ。

WAONアプリ(iOS)

ApplePayのWAONの残高照会やチャージを行うためのアプリ。

WAONステーションアプリ(iOS)

iPhone7以降のフェリカ機能で、
電子マネーWAON(物理カード)の残高や利用状況を確認できるアプリ。
※AndroidではWAON(アプリ)で同機能が使える

WAONサービスアプリ(iOS,Android)

電子マネーWAONのキャンペーンやお得な情報がわかるアプリ。
らしい。通知オンにすれば、WAON関連のキャンペーン通知が届く。
(センターに届いている分のみだが利用履歴も確認できる。)
※アプリの更新も2020年で止まっており、このアプリの存在意義がよくわからない。。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?