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EchoAutoの車載ホルダーを自作

2020/9/30に国内発売された車載用のAmazon Echo Autoを、
サンバイザーに取り付けるためのホルダーを自作しました。
材料費400円以内でできました。

車載用Amazon Echoが日本でも発売されると聞いて、
使いみちとかあまり考えていなかったのですが、
反射的に早速ポチりました。
(開封の儀とかは、他の方がされていると思うので割愛)

Echo Autoをどうやってマウントしようか

エアコン吹出口に取り付けるホルダーが付属しています。
ホルダー側に、磁石が4つ仕込まれたスポンジゴム?素材の突起があって、
この突起に本体を裏面の凹みをはめることで、
簡単に脱着できるという仕組み。

でも、吹出口の操作が不便になるし見た目もイマイチなので、
このテのやつはあまり使いたくない。

粘着テープを使えば
どこへでも好きなところに取り付けはできるのですが、
これも糊残りや内装を痛めるのであまり使いたくない。
吸盤は運転中に落ちる。

安定した場所、
これまでハンズフリー端末をつけていたサンバイザーに着けたい。
何か良いホルダーがあるかと思って、
先に発売されていたAmazon.comを検索しましたが、
ダッシュボード上に粘着テープで貼り付けるタイプのホルダーがほとんど。 (検索するとサンバイザー用のホルダーを
 3Dプリンタで作っている方を見かけました。)
何か他用途のもので代用できないかと検索。

マグネットで脱着できる
サンバイザー用のホルダーがいくつかありました。

いずれもスマホ用で、スマホ側に鉄板を貼り付けることで
ホルダー側のマグネットと脱着させられるという商品。

マグネットとEchoAuto本体裏の凹み部分(3.3cm角)のサイズが合えば
取り付け自体はできそうです。

 Echo Autoは側面に動作状況を示すライトバーがついていて、
ライトが手前に来るように水平に置くのが基本のようで、
できればサンバイザーに貼り付けるような方向で取り付けたいです。
しかし、このマグネットタイプ2つは
スマホ画面が見えるように取り付ける用途なので
仰角が90度ずれてしまいます。

ちなみに、
スマホをバネで挟むタイプのスマホホルダーも検討しました。
Echo Auto本体の短辺は47mmなのですが、
サンバイザー取り付け、かつ、スマホ用のホルダーで
このサイズを挟めるものがなかなか見当たらない。
(55mm以上から対応というものがほとんど)

そんななかで唯一みつけたのがこちら。
スペック上は35mm幅から対応できるとのこと。
ホルダーの関節を曲げれば、かなりいい感じに取り付けられるかも。
ただ、輸入品なので配送予定が3週間後になる。。

市場にないなら作るだけです。

材料の選定

サンバイザーに挟むクリップ部分は、何か他用途のものを流用しよう。
「サンバイザー 100均」で検索かけてみると
サングラスを挟むクリップが100均にあるようなのでこれを使います。

本体と脱着する部分は
純正ホルダーに準じてスポンジ系の素材を
本体の凹みに合うように四角く切って、
それにマグネットシートを貼り付ければいいかな?

試しに手元にあったマグネットシートをEcho Autoに近づけてみましたが、
ほとんど吸着しません。
これはちゃんとした磁石を使う必要がありそうだ。

DAISO サンバイザーサングラスクリップ(車-446)

クリップを開いてサングラスをホールドさせたり、
クリップを閉じた状態で駐車券などを挟んでおくことができるもの。

DAISO 超強力マグネット(13mm)

以前購入した余りが手元にあったのでこれを使います。
(今はこのパッケージでは売ってないかも)

WAKI NRスポンジゴム 5mm

滑り止めか何かのために購入したのが
使わずに自宅にストックされていたのでこちらを利用。
(たまたまですが、厚みは5mmでベストでした)

サンバイザーホルダーの製作

① サンバイザー用クリップの突起を取り除く

クリップの関節部分や、
チケットをホールドするための突起をニッパで取り除きます。

ほぼフラットになりました。
美しさにこだわる方はさらにやすりやコンパウンドをかけてもいいかも。

② スポンジゴムをカットする

Echo Auto裏の凹み部分は、縦横3.3cmで角にRがとってあります。

スポンジゴムをこのサイズにはさみで切って、
R部分は適当に角を切り落としました。

ピッタリはまりました

③ スポンジゴムに磁石を埋め込む

スポンジゴムに凹みをつけて磁石を埋め込みます。
ニッパでむしり取るという原始的な作業。

凹みをつくったスポンジゴムに磁石

④ クリップとスポンジゴムを接着する

金属にも使える多用途ボンドを使いました。

まっすぐになるようにとりつけ、
密着するように重りを載せて、
しっかりくっつくまで一晩放置。

⑤ 完成!

思ったとおりのものが出来上がりました。
(突起を削った白化部分やボンドのはみ出しは気にしない)

Aピラー用ホルダーに変更

(2021,8,8追記)

サンバイザーを開閉すると引っかかってしまうので、
Aピラーに取り付けるホルダーに作り変えました。

Aピラーの上部に引っ掛けるフック状のステーを探しましたが、
思ったようなものがなかったので、
ステンレス板を曲げて作ることにしました。
セリアの各売り場を見回ってちょうど良さそうだったのがこちら。

セリア マグネット用取り付けパネルロング

キッチン用品売場にあった、
マグネットをつけるベースにするステンレス板。

制作過程は画像撮ってないですが、
①ステンレス板に元からついていた両面テープを剥がす
 (かんたんに取れました)
②縁がバリっぽかったので、やすりとピカールでなめらか加工
③ペンチなどを駆使して曲げ加工
④以前作ったホルダーからスポンジゴムと磁石を剥がして移植
 (多用途ボンド使用)

マグネットで着脱できますが、運転中もガタガタせず安定してます。
マイクの感度にも支障ありません。

(2020-10-02に投稿した記事の移転・再投稿です)

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