お尻をギュッと締めるように口を閉めるなんて習ってねえなそういえば

うお！

あぶね！

🫢

↑
いや、こんな

口を隠して目を見開いたら

可愛くなると信じてる女子みたいな

口の押さえ方はしないけども

思わず

歌声が漏れないように

唇をギュッと力一杯締めた

その反動で

-さあ、お尻をギュッと締めて歌うよ！-

って、ボイストレーナーのお姉さんの

あの日の（でかい）胸元と口元を思い出した

お尻を締めるって比喩

下ネタ苦手な男子にはキツイから

もっと他のやつで代用してくれたらいいのに

なんで女の人って

お尻の穴とか平気で言えるんだろうね

◇

Bluetoothイヤホンつけずに散歩すると

音楽が足りなさすぎて

想像💭が逆に膨らんで

脳内で流れたメロディを

口ずさんでしまいそうになる

たまに新しいメロディ思いついても

だいたい好きな曲のキー半音下げだ

ショーシャンクの空に　の主人公が語る

音楽はいつだって頭の中にあるぜ！

みたいなセリフのようにしたくても

なんかカッコいい感じにならない

それはつまり凡人だということだ

とはいえ

あなたにだって

いつでもどこでも誰の前でも口ずさむ

平々凡々な日々があったように思う、多分

こじんまりとした

なんやかんや自由度の低い世界で

やりたいことをやりたいようにやってた日々

そんなあなたの幼児性が消えかかりそうな時は

口は閉じたままであっても

ファルセットでハミングしたらどうだろう

高音過ぎて腹話術みたいになれば

こっちのもんだ

誰もあなたが発してると思わないだろう

そしたらもう

何歌っても恥ずかしくないはずだ

ado のフリしたって構わない

そうやって全力でふざけてるうちに

幼児性を取り返せるだろか
（note界隈に1番欠乏してるものだ）

歌いたいから歌う

目的も目標も意図も意味もない

プリミチブな衝動を

取り返せるだろうか

僕らは取り返しがつかない方に

進んでたりしないだろうか

◇

元来（がんらい）

誰が何を歌っても良かったはずだ

もちろん

うるさいとか不快とか

デスメタルはちょっと、、とか

誰かに何らかの迷惑をかけることもある

けどそんな時は

壁ドンばっかしてないで

迷惑被ってると主張する側が

Bluetoothイヤホンでノイズキャンセルして

しっかりGRAPEVINEを聴いて

自転車にでも乗って

思わずサビでガナったりしてればいい

笑われても大丈夫

シャーって坂道を下ってる時なら

聴いた奴らからしたら一瞬の出来事で

直ぐに泡になって消えるだろうし

そうやって

思わず口ずさんだりしてしまう人達を

戦々恐々の世界へと誘って

にぎやかで

平々凡々な日々に塗り替えたい

他力本願過ぎてもアレやから

僕は5度上のファルセットで

僕の声だと分からないように

うっすらハモりたい