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人は、なぜ旅に出るのか、学ぶのか

POOLOという、旅が好きで社会に還元していきたいと考える人が集まるコミュニティに属して早半月が経ちました。

その短い時間の中で、旅に出た人の熱量は凄まじかった。

みんなが交流すると、必ず最終的に旅の可能性について語り合う時間になるのです。意図せずとも発生するその時間がなんとも心地良い。


その中で考えさせられるのが『人はなぜ旅に出るのか』ということ。


それとは別で、6年間、というよりは小学校から考えると18年間勉強をして来ました。最近では大学数学を勉強し、全ての数学的な考えの本質に迫るために「なぜ?」の問いかけをし続けます。数学なのに、数字が出てこない。なんなら哲学かと疑うほど数学に関する定義定理命題に向き合います。

これが恐ろしく苦しくて、でも少しでもロジックがつながって本質に触れた瞬間があると楽しくてそのためだけに勉強しているかもしれない。これ以上話すと気持ち悪いので置いておきます。(笑)


その中で考えさせられるのが『人はなぜ学ぶのか』ということ。


この二つの問いが僕にとっては相反するものではなく、相互関係があるのではないかという結論に辿り着きました。


つまり

旅は学びを、学びは旅を、加速させていく。



その理由をこれから話していきます。

1:人はなぜ旅に出るのか


旅に出るとたくさんの気づきがあります。


実感知と客観知はまるで違う
テレビやネットで見るような景色・人・その国の情報、そんなものは実際に行ってみると似ているようでどこか違う。それは自分が自ら手にした瞬間という達成感でもあり、その気持ちの高揚は他のものに例えられないという事。何かの媒体を通すという事はできる限り多くの人に伝わるためにフィルターがかけられていて、実際に触れるとなんの制限もない生の衝撃が伝わってくるという事。これを実生活に置き換えると、実際にやってみたり見てみないとわからないことってたくさんあって、偏見で物を語ったり批判する事は情けないと気づく事に繋がるかもしれない。それによって、人への思いやりであったり、物事への学びの好奇心を加速させる


当たり前が広がる
よく旅に出た人が口揃えていう言葉が「旅に出ると価値観変わる」という一言。僕は正直変わりませんでした(笑)。20年培って育った頑固な価値観はそう簡単に変わりません。それに似た言葉で言い換えるなら、僕にとっては「旅に出ると自分の考える当たり前が広がる」なのかもしれない。海外に行くと、文化も人も景色も、当たり前が全く違います。それは僕にとっては当たり前ではないかもしれないけど、そこにいる人にとっては当たり前なんです。矛盾しているようで矛盾していない。これを実生活に置き換えると、同じ国でも目の前の人の当たり前は自分にとって当たり前ではないと気づく事に繋がるかもしれない。それによって、様々な個性を受け入れたり、人に対して学ぼうという姿勢が得られる。


自分の意思決定を愉しむ
旅に出ると、ツアーに頼りきりにならない限り基本的には自分で様々な先の予定を決めていきます。そうすると、どんな選択だったとしても自分で決めたからこそ、良いところ悪いところも含めて能動的に楽しもうという気持ちになります。これを日本語で愉しむというそうです。これを実生活に置き換えると、自らの人生の決定権を自分に託した方が愉しめると気づく事に繋がるかもしれない。それによって、自分で人生を創り、自分で人生を愉しむようになる。

こちらにより詳しく書いているので気になった人はぜひに!


このようにして


人・知識・人生


に対する積極性と許容度が増していき、
豊かな人生となり周りの人に対する影響も
好転していくのではないでしょうか。


つまりは、


旅は、人を幸せにします。
旅は、人を成長させます。
旅は、人を利他にします。


最後だけTABIPPOさんの言葉を拝借しました。

結局この言葉にたどり着いてしまうTABIPPOさんってすごい。


2:人はなぜ学ぶのか


「先生〜なんで勉強しなくちゃいけないんですか〜?」

「どうせ社会に出ても使わない事でしょ〜?」


こんな質問を何度自分や大人に
(心で)問いかけたことか。。。

僕自身教育実習に行って聞かれた事であり、世の中の教員として毎日を奮闘していらっしゃる方々も頭を悩ませているかもしれない。(笑)


僕にとっての答えは

『学べば学ぶほど、目の前の世界が同じようで全く違って見える』

だと、20数年しか生きていない若輩者ながら思っています。


僕的に、先の文章における目の前の世界を

目に映る景色・未来を描く景色

だと捉えています。


それを軸に話して行くと、、、、


目に映る景色がガラッと変わる
基本的に、人は誰しも目の前に写る景色自体は何も差はありません。しかし、そこに学びがあるだけで景色の背景を理解できます。しかもそれはいろんな側面から。歴史的背景・学術的背景・マーケティング的背景・芸術的背景。これが本当に学びの面白さかなあと感じております。だからこそ、学べば学ぶほど世界の見え方に奥行きが見えて好奇心が掻き立てられます。


未来の景色が広がっていく
学びで得られるものはそれ自体の知識として自分の資産になることももちろんそうですが、学ぶ過程にこそ人の進歩が見えるかもしれません。学びながら思考力や忍耐力、何からも学ぼうとするスタンスなどが養われて自ずとその人の価値が増していくと思います。すると必然的に将来の選択肢が広がって、今狭まっているかもしれない将来の道が広がるんじゃないかと予想されます。


3:旅は学びを、学びは旅を、加速させていく。



以上のようにして



旅は人や知識、人生に対する好奇心を奮い立たせる


つまり、学びが加速する



学びは景色の変化を与えて、旅の楽しみがより一層増える


つまり、旅が加速する



そして、相互に影響を与え続ける



こんなふうに結論づけました。

なんかすごく自己満風な文章が出来上がってしまいましたが(いつも)
書きながら自分の思考の整理ができて、旅と勉強の意味付けもできてスッキリしました〜!




では、おやすみなさい





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