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2024も全力レノファ

皆様、あけましておめでとうございます。
旧年は大変お世話になりました。本年もよろしくお願いいたします。

さて、ずっとご無沙汰だったnoteを今年は月2~3くらいのペースで書いていこうかと思ってます。
とはいえ、サッカーは試合内容とか解説はできないので、その他の趣味(モータースポーツや写真)についても書くかもしれません。

とはいえ新年1発目はやっぱりレノファを語ります。
(2024.1.2投稿 2024.1.4更新)



2023を振り返る

2023シーズン、山口はいきなりサプライズがありました。
引退した渡部博文氏が社長に就任、社長だった小山さんが会長に就任というものでした。
開幕前からワクワクさせてくれました。

しかし、シーズン自体は決して褒められた成績ではありませんでした。
2023年シーズン、山口は10勝14分18敗、勝点44で22チーム中20位という降格ギリギリでシーズンを終えました。
名塚体制2年目でトップ6を目標にスタートしましたが、遠く及ばない結果で名塚監督はシーズン途中で解任。エスナイデルという劇薬とも取れる監督を招聘してシーズンをなんとか乗り切りました。
攻撃・守備ともに精彩を欠いて、得点37、失点67の得失点差-30は全てリーグ最低クラスの結果でした。
エスナイデル体制から6試合連続無失点というのはありましたが、その間が3勝3分。いい状態の時に勝ち切れていれば、シーズン終盤もっと楽な展開になっていたかもしれませんが…。
とはいえあの痺れる状況の中で選手はよく戦ってくれました。
エスナイデルも十分とは言えない戦力でよく残留に導いてくれました。特に37節金沢戦、39節岡山戦は苦しい中でも諦めずにしっかり戦ったからこその結果だったと思います。

最終的には連敗でシーズン終了。他力での残留確定となりましたが、2020年最下位でもコロナ特例で降格しなかったように、落ちない運は持ってるのかなと思ってます(そんなんじゃダメなんですけどね…)。

そんなエスナイデル監督も2023シーズン終了をもって退任。
来季の監督はどうなるのか?エスナイデル以上のサプライズ人事はあるのか?いろんな噂がありましたが、クラブが選んだのは個人的にはあまり予想してない監督の招聘でした。


2024チームの体制と編成

志垣良監督の就任

2024シーズン、レノファ山口の指揮を執るのは2023シーズンにJ3FC大阪で指揮を執っていた志垣良監督。

まさかJ3の現役監督を招聘するとは思ってもいませんでした。
渡部社長が会見の冒頭で「チームの構築、守備の構築、クラブとしてチームとして勝ち点を積み上げていくのに志垣監督が適任と思いオファーした」と言われてます。
私自身、FC大阪の試合を熱心にみたことはありませんでした。しかしながらJ3参入初年度で常に上位を狙えるような順位にいたことは知っていました。
これまでの山口といえば、3点取られても4点取って勝つ!みたいなサッカーでしたが、来シーズンは少し変わるかもしれません。
そんなの山口のスタイルじゃない、と言われるサポもいるかもしれません。
でも今まで通りじゃ上にはいけないのは今までの結果を見れば明らかです。
個人的には4-3で勝とうが1-0で勝とうが勝ちは勝ち、勝点も3なのでいいと思ってます。もっと勝ち試合を見たい、選手が笑顔になる瞬間が見たいんです。

志垣さんがどんなサッカーを見せてくれるのか期待したいと思います。

選手の更新・加入・移籍

2024年シーズンの選手編成ですが、2024/1/3現在で更新選手16人(レンタル継続・復帰含)、レンタル延長2人、新加入9人(大卒・昇格含)で27名が確定しています。
そして契約満了5名、移籍3名、レンタル終了2名。今年は例年になく引き抜きが少ない印象。
とはいえまだ7名の選手がリリースない状態です。

上記リンクは契約状況をまとめたスプレッドシートになります。
こちらはリリースが出る毎に更新していきますので参考にしてください。

編成を見て思うこと

2024シーズンは今までのシーズンの補強とは考え方を変えてきたなぁという印象。これは山口サポ共通の見解ではないでしょうか?
今まではJ2からの移籍やJ1からのレンタル中心という感じの編成が多かったんです。2021年からは若手とベテランの融合という感じでした。

そして今シーズンは体制が変わればここまで変わるのか、というくらい補強の仕方が変わりました。
2022年シーズン途中に八戸の監督、そして2023年シーズンFC大阪の監督としてJ3を戦った志垣監督ならではの選手獲得かなと思います。
最たる例が八戸から移籍の相田勇樹、FC大阪から移籍の板倉洸ではないでしょうか。この2人に関しては監督としてJ2でも十分通用すると信じての獲得でしょうし、監督のサッカーを山口の選手に伝える役割も担うでしょう。

そして触れなきゃいけないのが山本駿亮の獲得。萩市出身で高川学園~徳山大学、鹿児島ユナイテッドを経て地元である山口へ加入。河野考汰の進退がはっきりしない中で地元の選手の加入は嬉しい。当然山口出身だから獲得したわけではないと思うので、活躍を期待したいと思います。

そんな中で金沢から加藤潤也のような実績十分な選手、湘南から若手のホープ(少し伸び悩んでるところもあるが…)若月大和を完全移籍で獲得、GKも経験値のある田口潤人を琉球から獲得と、的確な補強を進めている印象です。

とはいえ、個人的にはCBに経験のある選手or高さのある選手が欲しいと思っています。年明けに何かサプライズの獲得があるのか。最低でもヘナンの契約更新は必要かと思ってます。
あとは契約枠の問題もあるので、限られた人数の中でどう編成するのか。
A契約枠をいっぱいまで使うと夏の補強をする際に誰か放出しないといけなくなるので、少し残しておきたいかなと思うところです。

なお、契約条件に関してはクロスバー氏(https://twitter.com/cross_reno)のブログにて詳しく解説してくれてるのでそちらを参考にしてみてください。


開幕スタメン予想

ということでタムチュー的開幕スタメン予想はこちら

志垣監督のサッカーからして4-4-2だというのはいろんな方が予想されています。となるとこんな感じになるんじゃないかなと予想。

GK

GKは安定の関と予想。とはいえ田口も実績はあるのでワンチャン可能性ありかと思いますが、スタメン関、サブに田口というのが現実的なのかと思ってこういう布陣にしました。

DF

4バックは左から沼田・キム・板倉・前。ここは右SBがちょっと迷うところ。個人的に前は右SBが一番活きると思っていますが、ボランチとしての起用も考えられるので前がボランチなら高橋も候補に入るかなと思います。板倉はコンディションさえ問題なければ起用されると思います。右は安心安全の沼田を予想します。ここには武者修行から帰ってきた新保もいるので上手く併用できればいいかな。むしろ丈二が出ないときはFKも出来る新保の起用もあるのではないかと予想します。

(追記)2024.1.4にヘナンの更新が出ました。丈二とともに山口一筋7年目に突入するヘナンの更新は大きいと思います。

とはいえDF陣は少し駒不足な感があるのでもう少し上乗せで戦力が欲しいかなと言うところです。

MF

2列目は左から加藤・池上・相田・吉岡の並び。左は加藤と田中で迷いましたが、得点力やその他を総合的に見て加藤かなと思います。DFの板倉同様、相田は問題なければ起用されると思ってます。あとは丈二の使い方。個人的には図の位置でスタメンとして使ってほしいところですが、前の起用法によってはサブに回る可能性もあるのでこういう表記にしています。右はみんな大好き吉岡を予想しておきます。
(追記)2024.1.3に矢島の清水エスパルスへの移籍が発表されました。昨年山口に来たときはびっくりしましたが、状況からして移籍するだろうなとは思っていました。SNSではMF不足を指摘する声も上がっていましたが、ここにはベテランの山瀬や若手の野寄、五十嵐とタレントは豊富。
小林成豪やルーキーの水口・田邉もいるの選択肢は多岐にわたる感じですね。(野寄と五十嵐はFW登録ですが4-4-2ならMFでもいいようなFWだと個人的に思ってます)

FW

2トップは梅木とジュニーニョ。お互いが周りを活かすことも自身でゴールを狙うこともできるプレーヤーなので相性は良さそう。梅木と若月のコンビもタイプの違うFW2人ということでありかなと思ってますが、今のところはこの2人が1stチョイスになるんじゃないかと思っています。
そして先でも述べた山口出身の山本もいますし、どういう組み合わせでも面白い形になりそうな感じです。

梅木は2023シーズン後半に覚醒の予感を見せました。今年は2ケタ取れるように頑張ってほしいし、ジュニーニョは環境に慣れれば化けると思ってるので、2人で20点近くいけば勝ち点かなり積み上げられそうです。
その為には周りの選手がこの2人にどういいボールを供給できるかがカギになってくるかなと思います。


最後に

まぁ開幕前は否が応でも期待感は高まります。
とはいえここ数年は結果が伴わず苦しいシーズンが続いています。
いい選手は揃っているのですが、うまくかみ合わないことが多い。それは選手の問題なのか、監督の問題なのかは分かりません。我々はクラブを信じて応援・サポートを続けるのみですが、2024シーズンはJ2→J3が3チームです。ということは2023シーズンの順位ではJ3降格となってしまいます。
現状、戦える戦力は整ったとは思いますが、もう一声戦力の上乗せが欲しいかなというところ。

あとは監督がやりたいサッカーを選手がしっかり理解して、ピッチで表現できれば2023シーズンよりは勝ち点を獲得できるのではないかなと予想しています。

2024シーズンの開幕戦は2/23or24or25のアウェイ横浜戦、ホーム開幕は3/2or3の秋田戦。
1/7から今年は始動しますが、開幕戦までの間にどこまでチームとして戦術を落とし込むことができるかがまず一つのポイントでしょう。
個人的に今年は勝ち点60を一つ目標に、年間を通じて降格圏を意識しない戦いができればいいかなと思います。
まずは開幕5戦を2勝2分1敗の勝ち点8を最低限の目標で頑張ってほしいと思います。そして我々もしっかり後押ししていきましょう。


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