オムライス

やっぱりこういうのは向いていない。

「継続は力なり」

この言葉の重さを思い知る。


なんと更新をサボってる間に2人も会った。
けどもうやめるねん。タップル。
今日2人目と会ってきて決めた。

結論から言うとご飯が不味かった。
もっと詳しく言うと食べているものはめちゃくちゃ美味しいものやねんけど、それの味がしなかった。気持ち悪かった。笑

その人はずっと誠実にメッセージのやり取りをしてくれてて全く嫌な感じしやんかった。プロフィールの写真もブレてたけど可愛い感じの顔をしてはった。

けど、メッセージをやり取りしてしばらくしてプロフィール写真がブレてないやつに更新された。

あれ?
思ってた感じと違うかった。

でもそんな人の顔言えるレベルの顔面してないし、中身重視やからあんま気にならんかった。

そうこうしているうちにお決まりのこのセリフ。

「良ければ会ってお話したいです。」

まあええやろ、別にと思って。でも自己紹介文だけは再度確認しとこうと思った。

「身長がめっちゃ低いんですけど気にならない人とお話したいです。」

おー、なるほど。低いんか。と一息

ちなみにわてちゃんの身長は154cmしかない。
正直そんな高身長とか求めやんけど、自分より高い方がいいかなという願望はあった。
けど、自分は154cmしかないし、男性の低いって160cmぐらいやろと思ってた。

まあ確認しようと身長欄を見る。

甘かった。

152cm

あーー、なるほど。152。

ここで私氏は佐伯ポインティを思い出す。
ポインティって人が恋愛の質問をフォロワーに呼びかけて、それの回答みたいなんを集めてるんやけど、そこに「低身長男子のメリット」っていうのがあった。

そこで印象に残ってる回答が
「女性は高身長の男性を狙う傾向があるからマッチグアプリとかで身長を162cm(?)以下とかにすると好物件が残っている」
というものだ。

なるほど。確かに手付かずの優良物件が残っている可能性は高いと納得した。

だから、会うことにした。
でもその前に電話することにした。

声はちょっと高め。
話は続かない。
でも話が盛り上がった時は楽しいし、好みもなんとなーく合いそう。

まあこんなもんやろ。と とりあえず会う予定を立てた。

そして本日。

待ち合わせしてランチすることにした。
待ち合わせ場所についてすぐに分かった。

顔も服装も全部自分の好みじゃなかったけど、とりあえずお昼ご飯を食べることにした。

お昼ご飯を探しに行く道中で何度か肩がぶつかった。
いや、しょうがない。
しょうがないねんけど嫌やった。

パーソナルスペース。
守ってるんで。

お昼ご飯は少し悩んだ末にオムライスに決定。
有名オムライスサロンだ。

私は初めて食べる。
めっちゃ楽しみ。

料理が来るまでアニメの話で盛り上がった。
お店も混んでて少し遅れて料理が来た。

一口食べる。
(ん?美味しい?)

(いや、美味しいよ。)

もう一口食べる。
(いや、美味しいけどなんか、、)

私は気づいてしまった。
たった二口で。

一緒にご飯を食べる人の大切さを。

全く知らん男と食事をする気持ち悪さが襲いかかってきた。
気持ち悪かった。
一瞬苦手なマッシュルームが入ってたからかと思ったが違うかった。

コロナ対策でアクリル板(すりガラス)で相手の顔は全く見えてない。
それのせいもあって謎の黙食。

どんどん気持ち悪さが襲いかかってくる。
オムライスは大好きやのに。
そして、ここのオムライスは評判のいいオムライスだ。

オムライスは悪くない。
ごめんね、オムライス。
また食べに来るからね、オムライス。

そして、今日来てくれた方も悪くない。
私氏がマッチグアプリ不適合者なのだ。
だから、今日来てくれた人もごめんね。
来てくれてありがとう、、、

こうして私はオムライスをきっかけにアプリを辞める決心をした。

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