はじめてのおつかい

我が家の6歳児と4歳児がそれぞれはじめてのおつかいをしました。
おつかいと言っても30mくらい後ろから付いていくんですが、初めて1人で道路を渡り、1人お店に入る。
それだけなのだけど、それぞれの性格が出てた。姉は何でも楽しむ、堂々としたしっかり者。交差点はピタッと止まって、左右の確認も安心でみてられた。うっせぇわを歌いながら道の端を歩く。振り返ったりしない。怖がったりもしない。だから車が来てるのも、気づかない。そこはちょっと心配だな。お店でも堂々としてた。おつかい出来ることが嬉しそう。普段心配ゴトが少ない子だから、車に気づかないのは意外だった。

弟はビビリ。暗いところは怖い、トイレも怖い。道を渡るとき、左右の確認もちょっと危なっかしい。右ばっかり見ながら、急いで走って渡る。すれ違うおばさんに、こんにちはって話しかけてるのに驚いた。そんなこともするんだー。話しかける姿は堂々としてた。彼のポテンシャルを甘く見てたと反省。話しかけることができて、おばさんにおつかい行くのを言えて嬉しくて、急に走り出す。そういうところが、すごく君らしいね。ビビリなので、後ろを何度もチラチラ確認、車の音に敏感でエンジン音が聞こえたり、車が見えたらすぐピタッと止まった。ビビリなことを普段はカッコ悪いって、正直思ってた。ごめんね。ビビリなのは、自分の命を守るために必要な力だったんだと痛感した。お調子者の彼が、調子のまま行動せずに、ビビリでストップがかかるから、危険を察知できるんだね。お店の中で、店員さんに「ベビーチーズどこですか?」って聞けたらしい。スゲ。
まだまだ"ないもの"に目がいってることあるなって発見。"あるもの"に注目や、変換していきたいって改めて思った。

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