コミケは戦場か?

最近コミケ関連の投稿が続いているが、あすはコミケ本番ということでもあり今回もコミケ話を。

X(旧Twitter)で最近、コミケ絡みのこんな投稿が炎上していた。(以下引用)

「コミックマーケットは祭りではなく戦場なので行楽気分の方は回れ右して、りんかい線乗ってお台場に行きましょう」(引用ここまで)

気分として言いたいことはわからなくもない。たしかにすごい人出だし、暑さも厳しいし。
ただ、「新規に参加したい人に対して無駄にハードルを上げるな」という意見が多く見られたし、まったくその通りだと思う。
私自身もコミケに行くようになる前は「なんだか恐ろしそうな場所、何やってるのか分からない場所」というイメージを持っていた。
ただ、1度行ってみれば楽しさが分かるし、カタログとかに書いてある注意事項を守って一般的な準備をすれば何も怖くはない。
コミケ準備会の共同代表へのインタビュー記事でも次のように述べられている。 (以下引用)

あまり声高にコミケット参加のハードルを上げるのは、ちょっと控えて欲しいという思いもあります。例えば「コミケは戦場だ!」と煽るように言われることがありますが、実際そこまで殺伐とした空気感ではないですから。
注意喚起は必要ですし、お祭り感を盛り上げる一種のジョークというのもわかります。でも、知らない人からすると、本当におっかない場所だと思われてしまう可能性もある。我々としては、むしろハードルを下げていきたい」(引用ここまで) 
「“コミケは戦場”と必要以上に煽らないで」代表が語る、同人誌即売会を取り巻く環境 (引用元記事)

どんなものでも末永く続けていくためには新規参入者が必要で、参入のハードルが低ければ低いほどそのジャンルは発展、進化すると思う。それは同人誌即売会という日本で独自な発展を遂げた文化であっても同じだろう。

そういう意味で私は「コミケは戦場ではない」と声を大にして言いたい。もっとも、自分で「参戦」などと言っているがこれは新刊争奪戦のことを指しているので…(言い訳) 
https://note.com/tamtam/n/n7725b71c97d6 

というわけで、私はことしもコミケという「遊園地」に行けるのをワクワクしながら待っている。

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