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ものづくり

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手工芸と量産の関係、未来のことなどをあれこれ考えています
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量産と手工芸の間

手工芸品が好きな一方で、量産品に関わる仕事をしている。

今まで、本来のものづくりは手工芸が理想で、量産品はライスワークとして煮えきらずも割り切っていたところがあった。

そんな折に、先日偶然「民藝」関連の展示があった。

それを見てふと、量産と手工芸の関係性を研究していきたいと思った。それを明確にして、私が携わっている「量産」の意義を見出したいと思ったのだ。

先ほどからnoteに自分の考えをま

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ものの一生を考えると

ものも人間と同じ様に、意味を持って生まれ、ものとしての一生を全うして欲しいと思う。愛情を持って扱われて欲しいと思う。

それは量産品でも手工芸でも、同じことなのかもしれない。

なるべく捨てずに済むものを作る

私はものを捨てるという行為に、勿体ない、怖い、寂しい、という強い不安を感じる。

子供の頃から、ものを生き物のように感じて名前を付けたり子供の様に扱ったりすることが度々あった。( その反面、雑に扱うものも多かったが )

自分も捨てられたくない、という思いから、ものに共感するようになったのだろう。

それなので、ものを作るのならば愛情を持って作って、愛情を持って長く使いたいと思っている。

なるべ

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ものへの愛着

私は、真心を込めて作ったものこそが善だと思っている。

ものを愛着を持って長く使うことが、生活者として理想のあり方だと思う。

ものづくりの姿勢(メモ)

ものづくりの姿勢(メモ)

いつの間にか、誰かに認められたくて何かを作ってたけど、これからは自分が何を作りたいのか追求していきたい。

作りたいんじゃ無いかもしれない。

誰かが作りたいとワクワクした気持ちを、自分も共有したいだけかもしれない。

仕組みを考えるのが好きなだけかもしれない。それを活かして、ついでに誰かのワクワクを共有させてもらうのがいいのかもしれない。

とにかく、自分がなにを一番大切にしているのか今は突き詰

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