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バリアフリーな働き方

バリアフリーな働き方…。

実際のところ、よく分からない。

ただ、分かるのは受け入れる体制が整っていないということだ。

経営者や人事担当者の教育。

社内の施設や設備。

これらが整うだけで、ずいぶん変わると思う。

「仕事ができない」「仕事をまかせられない」という思い込みが視野を狭くする。

人それぞれ、得意不得意がある。得意なことを専門に仕事をしてもらえれば、ハンデは気にならない。

歩行が困難ならデスクワーク。視覚が弱ければ聴覚を使って音の仕事を。1つのことしかできなければ1つの作業をお願いする。

みんな誰もが、就職先を探す時には自分ができる仕事を探す。向いている仕事、できそうな仕事。その選択を健常者だけができるのは、そもそもおかしい。

定年近く高齢になれば耳も遠くなり

記憶力も低下する。社会人1年目の新人も即戦力にはならない。口ばかりで行動の伴わない同僚。効率よく指示の出せない上司。セクハラやパワハラを当たり前にしてくる人。どれも会社にとってはマイナス要素。それでも社内にはこんな人が何人もいたりする。ハンディキャップをもつ人が同じ会社で一生懸命仕事をしていたとして、これ以上のマイナス要素となるのか?

面倒だからと受け入れようとしない企業にも問題がある。特に水回りの改修は大変かもしれないが、施設や設備を整え、トップが受け入れようとすれば、それだけで風向きが変わる。

本当の意味でバリアフリーな働き方ができれば、仕事を苦にした自殺もなくなるだろうし、身近な職場から多様性が受け入れられるようになると思う。

#日経COMEMO #バリアフリーな働き方

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