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知名度ゼロだけど冬コミ出してみる①

こんにちは。たもりんと申します。
絵を描いたり変なキャラクターを作ったりしている者です。

12月末の冬コミに向けて、即売会経験ゼロ、知名度ほぼゼロの状態で挑むので、準備の備忘録もかねて、ルポのようなエッセイのようなものをこちらに書いていきます。
冬コミの抽選結果はまだ出ていないので、落選したら出せないのですが……
落選した場合でも、冊子は作ろうと思っています。

冬コミに出す作品「いぎょの旅」について


去年、旅のお供に何となく表紙とタイトルで選んだ本がものすごく素敵な内容でした。
いとうみゆきさんの「くるまのおうちで旅をする」という本です。



旅行中に旅行の本を読む……なんともよく分からない行動ですが、電車で運ばれていく自分と、車でニュージーランドを巡るシチュエーションが妙にリンクして、まるで自分も現地を旅しているような不思議な感覚になりました。
読了後、「なんやかんやあってクリエイター開店休業状態の私も、なにか人をこんなワクワクした気持ちにさせられるものが作れないだろうか……」と、突如創作意欲がふつふつと湧いてきたのです。


私は旅行が好きで、アホみたいな頻度で他府県へ旅行しています。
せっかくなので旅の写真を使って何か面白い事が出来ないだろうか……
なんか人間じゃない、こうモフモフしたでっかい異形のモンスターみたいなのが歩いてたらたらいいな……可愛い……テンション上がるなぁ……ヘヘヘ


という感じで妄想しまくった結果、今年になって「いぎょの旅」というアカウントを始めました。

妄想の結果生まれた異形の「いぎょ」に私が旅した場所を巡ってもらう。そんな感じのコンセプトです。
友人が数名フォローしてくれてるだけの、ある意味自由な環境の中、ゆるく好きなように旅の画像をアップしていきました。


現実ではありえない旅をさせてみたり

一緒に行った友人をいぎょ化させてみたり

気の赴くままに、投稿を続けていたら、まあまあ数が溜まってきました。

冬コミに出そうと思ったきっかけ

最近、何人かの友人が即売会でオリジナルの本を出展していました。
友人たちのイラストや、はたまた実録ベースの記録などが1冊の本にぎゅっと纏まっている様は、よく見知ったはずの彼女達の、知らない人生の一面が見えてくるようで、小さな宝物のようにも思えました。

今はなんとなく描いているこのキャラクターも、1つの本にまとめたらどうなるだろうか?このキャラクターの人生(?)の輪郭が見えてくるような気がする。
そして、なんとなく愛着が湧いてきた「いぎょ」を色んな人に知ってもらいたい。

そんなこんなで、数ある即売会の中で「1番締切が遅い」冬コミにえーーーーいやったれーーーーー!!!と勢いで申し込みました。
ジャンル的にもっと適している即売会もあるのかもしれませんが、何も知らない状態で1から本を作るので、とにかく"無理せず締切に間に合う"という事を第1目標に据えました。


12月までまだまだ時間はありますが、油断してギリギリにならないように頑張っていきたいと思います。

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