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ドMの精神

「目標に熱中している人ってかっこいいよね」

この言葉が自分の心に刺さった。今、堕落な生活をしていることが目に見えたからだ。

ボクシングをしていた高校時代、精神的、肉体的に自分を追い込んでいた。しんどかった。辞めたいと思った時も何度もあった。

大会1週間前で5㎏の減量をしないといけないときがあった。朝はニンジン、昼は豆腐、夜はこんにゃくという生活。大会前日は水も飲まなかった。

そんな状態での練習は、今でも鮮明に覚えている。真夏の太陽の下、サウナスーツを着てひたすら走る。水を飲んでいないから汗も出ない。まるで体が骨だけになったような感覚だった。

ただ、思い出すと楽しかったなあ。県大会1位を目指して、自分を痛みつけていたあの瞬間が忘れられない。そう、自分はドエムなのだ。

早く会社で働きたい。「もう死んじゃう」ってなるまで働きたい。その瞬間が自分にとって一番輝いている瞬間であり、楽しめる瞬間だ。

終活を終えた自分は怠惰になってる。過ごす1日が何か物足りない。

いっそのこと環境をガラリと変えてみようかなあ。








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