中学校の思い出 ~野球部編~
中学では野球部に所属していた。
同学年よりも野球がうまかったので、2年次に先輩に混じってレギュラーを獲得した。ポジションはキャッチャーだった。
先輩の代は、ちょっとだけ強く、試合でも勝てる時が多かった。自分も野球を純粋に楽しんでいた。
先輩の最後の大会が終わり、自分たちの代がきた。
新しいキャプテンを決めないといけない。
当時の監督だったN光は、「お前らで相談して決めてくれ~」と私たちに任せた。
私はキャプテンに絶対になりたくなかった。
キャプテンは嫌われると思ってたから。部員を引っ張っていく必要があるし、時には部員を叱らないといけない。部員から嫌われる存在になりたくなかった。
私は頑なに断って、「シュンがやってくれ」と言った。(シュン=同学年で元々ショートを守ってたやつ)
シュンは「はああ!?お前がやれよ~!!レギュラーやってんから!」と返答した。俺はそれでもなりたくなかった。
結局、キャプテンはシュンになった。シュンが率いる川北中学校野球部は新しいスタートを切った。
しかし、、チームは弱小だった。試合では一回も勝った記憶がない。それだけでなく、練習は真面目にしなかった。
私もずっと遊んでいた。みんなで野球拳をやってたときもあった。(ミスしたら服脱いでいくやつ)
だから、シュンによく怒られた。「お前がちゃんと練習せんから、こんなことになっとんやぞ!!」「こんなんじゃ、試合勝てんぞ!真面目にやれや!」
間違いない。俺は部員から嫌われるのが怖くてキャプテンにならなかった。嫌われて孤独になりたくなかった。
そんなこと言ってるのに、俺らはシュンを孤独にしていた。
今になってちょっと後悔している。俺がキャプテンやっとけば結果は違ったのかなって。
今日も4でくれて有難うございました。
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