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盆栽ダイアリ

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趣味の盆栽について語る場所。四季折々の盆栽写真もあげていきます
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#写真

盆栽たちに秋がきた

いい季節ですね。 ベランダの盆栽たちもみんな元気です。 今年の春夏は、いつも通りの子もいれば例年とちがう様をみせてくれた子もおり、毎日なにかしら発見がありました。 富士桜の花がうちに来て初めて咲いたり(しかもたくさん) 睡蓮が数年ぶりに咲いたり あと去年は虫にやられた子たちも、今年は大丈夫だった。 定期的に木酢液を吹きつけてたのが効いたのかもしれない。 にぎやかでした。 天気のいい日が多かったからか、例年よりお花見がたくさんできた気がする。 欅は例年きれいに色づい

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ベランダで盆栽を育てています。冬が終わり植物もいよいよ元気になってるので、最近の様子をあげておく。 *そのほかの盆栽noteはこちらのマガジンをどうぞ(半年もあけてしまった…) 富士桜(豆桜)がわが家にきて初めて咲きました。しかも10個以上!ぜんぶ下向いてしまってますが… 花は濃いピンクと薄ピンクの2色。かわいい。来年も咲いてくれるかなー 花が終わると実がなりますが、実は樹への負担が大きいので、咲き終わった花はつみとります。 去年たくさん咲いた長寿梅は、今年は一輪も咲

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盆活_0513

ベランダからの報告

新しい会社に転職した。初日からリモートワーク体制だったので、ゴミ出しと最低限の買い物以外ではほぼ外出していない。 ほぼ、というのは、家のベランダにはかなりの時間出ているから。 毎朝、仕事を始める前に盆栽を観察している。 ここ3年ほど、あちこちで苗を買ったり種を拾ってまいたり譲っていただいたりを繰り返していたら、16鉢ほどに増えた。 盆栽は四季を通じて変化を見せてくれる。けれども一番わくわくするのは、やっぱり春から初夏にかけて。 ちょうど今頃なのです。 多くの広葉樹はこ

寒空と小さな春

今日は朝から頭が痛く、家にこもって好きなことをすることにした。 ようやく暖かくなってきたので、冬の間ほとんど手をつけていなかった庭の盆栽の手入れとメダカ鉢の掃除。 盆栽の剪定はまだ経験が浅く、前に切ったところから変な方向に伸びたりしてしまったりしている。何度かお会いした植物研究家の先生が奈良にいらっしゃるが、今度東京に来られた際に見てもらおうと思う。 ついに春が来たな〜と感じられたのが、表紙写真の長寿梅(ちょうじゅばい)。 中央左寄りに、小さな緑色の葉芽(はめ)が出てき

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春は駆け足で

植活のススメ

最近、まわりで花束のお届けサービスが流行っている。 noteカメラ部でも、ちらほらと。 よい。 わたしはこのサービス使っていないのですが(「使ってないのかよ」というつっこみはさておき)、お花を買うことは好きなのでとても良いサービスだと思うのです。 お花を買う理由を考えたとき、「お花は絶対になくてはならないものではない」から、とわたしは答えます。 なくてはならないもの、というのは、わたしにとっては空気であり水でありお布団のことです。 お花は、食べられもしないし、お金を

紅をまとって

盆栽のこと、noteに残しておこう。 初回は思い入れの深い、ヤマモミジです🍁 ------------------------------------------------------------------------- 出会いは四国の山の中四国でひとり旅をしたとき、徳島の内陸部にある祖谷渓(いやけい)という場所に行った。ここは山奥にあるV字型の渓谷で、植物の蔓でできた橋(かずら橋)を見に行ったのだ。 ちなみにこの橋渡るの超怖い 結構な長距離の旅行だったけど、かず

手のひらに大樹を

盆栽、とは。 数年前から小さい盆栽を育てている。 旅先の道の駅とかでついつい買う癖がついて、いま庭には10鉢くらいある。 全部違う樹で、買った時期もばらばら。 紅葉する樹もあれば、常緑もあるし、花や実をつけるものもそうでないものもいる。 共通しているのは、どれも日本の野山に自生する種ということ。 そして、長くても数年で枯れてしまう草花とは違い、何十年も生きる樹であるということ。 盆栽というと、枝ぶりの立派な松を連想する人が多いと思う。 私はまだ松は持っていないけれど、