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パワハラに負けない人になるために

最近の日本社会は、権力を持っている立場の人が、持っていない人に対して不当な圧力をかけることが増えてきています。それに対抗していくには、個人で強くなる必要が有ります。

パワハラの被害を受けにくい人

パワハラをする人の心理としては、他人を自分の思うとうりに操りたいというものがあります。そのためパワハラの被害に遭わないためには、パワハラの加害者が絶対に思いどうりにならないような人になる必要が有ります。

パワハラの加害者が苦手意識を感じやすい人は、自分の心に素直な正直者で、自分の意思や主張がいつもはっきりしていて、考え方が柔らかくて、広い人で、反対意見を言うこともいとわず、自立心が旺盛な人であると考えられます。

他にもユーモアのセンスがある人も、苦手意識を持ちやすいと考えられます。ユーモアには色々なタイプが有りますが、一番多いのが、常識力に優れていて、自分を客観的に見る能力が高く、常識からずれたことを発信することで、人の笑いを誘うようなものです。このようなユーモアがある人はパワハラをする人にとっても操りにくいと考えられます。

パワハラに遭いやすい人

一方でパワハラのターゲットにされやすい人は、同調圧力に弱い人が考えられます。自分というものが、しっかり確立していなくて、周囲の人が意見をいえば、自分もその人の意見に従ってしまいます。いつも自分で物事を考えずに多数派のほうに流されて行ってしまいます。こういう人は、パワハラの人が同調圧力を悪用すると、被害に遭いやすくなります。

他に、パワハラを我慢する人が強い人間であると思いこんでいる人も、パワハラの被害に遭いやすい人だと考えられます。パワハラを我慢する人は、パワハラの加害者にとっては、いつでも自分の言う通りに行動してもらえるので、とても都合がいい人に映ります。パワハラを我慢する人は、少しずつ、心のダメージが蓄積されて、思考が固くなっていってしまいます。

頭がいい人は、基本的にパワハラの被害に遭いにくいと考えられますが、学校の勉強だけが得意という人も要注意だと思います。学校の勉強だけが得意な人は、論理的思考力に優れていて、効率良く答えを出すことができる人です。

一方でパワハラの加害者は、とても屁理屈を使って言い逃れをするのが上手いので、論理的で筋が通った屁理屈をつかれると簡単に騙されてしまいます。なので騙されない人になるためには、相手の人の行動が、人間的に自然なことかどうかとか、倫理にかなっているかどうかを見極める力をつける必要が有ります。こういう力をつけるためには、学校の勉強以外の活動を増やして、人生経験をたくさん積む必要が有ります。


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