【詩】


時がふたたび動きだし

善きも悪きも流し去る

真摯な気持ちも悔恨も

消したい嘘も思い出も

流れゆくもの少しだけ

少しだけ眺め前を向く

光差し闇忍ぶ一万回の

やくたいもない常の先

細めた視界に映る


tamito

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