東京 3

【詩】

 

誰かに気づいてほしくて投げられた小さなsign

誰にも届かずに道のわき風に吹かれてる

ああ、誰かのsignだったんだなと過去形で

通りすがり気づく人たちでもそれだけ

わかってるそんなもの拾わない誰も

街は行き場のないsignだらけで

それに気づけば歩くことさえ困難だから

 

tamito

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#詩

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