わずか130.7キロメートルの遠近法

【詩】

 

わずか130.7キロメートルが遠近法の気紛れで遠くに近くに見えて足下が覚束ない
ほんのひと欠片を持たぬものがそのフレームのなかの対象をひどく欲している
いつだって傘のなかにある利かん気、橋桁を仰ぐ孤独、琥珀の隣にある温もり
そして rational

 

tamito

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