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テーマパークのアトラクション

久しぶりのひとり旅@那覇です。
1ヶ月ほど前に、なんとなーく飛行機チケット買ってしまったのよ。
当日までに、父の具合が悪くなったり、自分の具合も悪くなったりしたけれど、なんとなーくキャンセルせずに来ちゃった。でも、那覇に着いたら雨…。もしやと天気予報をチェックしたら、ずっと雨やん。離島へ行こうと計画してたけど、ずっと雨やったら、フェリー乗って移動してもなぁ…と思って急遽予定変更して、那覇市内の温泉のあるちょっとええホテルに滞在。ここんとこお疲れ気味やから、ちょうど良かったかも。「お前、このくらいせんと、動き回るからなぁ」と天からの声が聞こえた気がする。

ひとり旅と言っても、「那覇行くねん」と話した那覇在住のお友達が、晩ごはん付き合ってくれて、1日目からひとり旅ちゃうけど。

海ぶどうが沖縄よね

お互いの年老いた両親やら、いっちょ前になった子供たちの話をしていた時、ふたりとも「娘として親と暮らしてた時のことや、親として子供と暮らしてた時のことが、自分の人生の中で起こったことな気がしない」「自分の子供が仲の良い若い友達みたいな感じがして、自分が産んで育てた気がしない」って感じてるということが発覚。テーマパークかなんかで『子供として親に育てられるアトラクション』とか『子供産んで親として育てるアトラクション』をやってた感じ。ふたりとも海外生活をしているのだけど、それもなんだか、ミッキーマウスやドナルドダックのようにテーマパークを盛り上げるキャラクターのごとき、近所の中国人とか、タイ人のスタッフとかが登場しては、笑ったり怒ったり呆れたり感謝したりするアトラクションだったような気がしてくる。

「そうそう、それそれ」と大笑いしたのだけど、こんな風に考えると、真剣に悩んだり、困って涙したようなことも、「あのアトラクション、おもしろかったなー」って思えてくる。死ぬ間際も、「もうすぐ死ぬアトラクション」を味わい切りたいなと思った。


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