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『べき論の衝突』

Case①

トップ(や上層部)が
  次世代にバトンを託す

託されたことで
 何かを評価されたと勘違いし
 成長やマネジメントを怠る

力量も熱量も覚悟も向上心も薄く
従前と違う存在が
 何だか  “いい感じ”  と勘違いし
 自画自賛で足下を見失う

強さも厳しさもない上に
甘えが残るその姿勢に
 数字が伴うはずもない

危機感のないその空気は
緩さとなって伝播する

自身のプライドだけが物差しで
 リーダーシップの乏しさは
 “戦う集団”  には辿り着かない

もしも「従前のそれ」を
 古いと否定したいのなら
 山ほどのインプットと
 スピィーディーなアクションを
 見せつけなければいけない

一般論や他社事例で
 そんな気付きを煽ったところで
 机上の空論と化し
 謎の自信に揺るぎはない・・・w

Case②

どうみても
周回遅れの手法にしがみ付く
 ビジネスパーソンに出くわす

せめて
 思考の整理や足掛かりになればと
 一石を投じるも・・・
 刺さるどころか拒絶に近い反発

競い合うことのない
 閉鎖的な「そこ」での
 定性的な自己評価は異常に高く・・・

ならばそれを前面に押し出して
 具体的なアクションプランを
 可視化してくださいと投げかけるも
 その術どころか
 的外れな自己PRが返ってくるありさま

きっとそのやり取りは一事が万事で
 クライアントに対しても
 陳腐でズレたモノを
 押し売りしていることだろう・・・w

価値提供

価値提供の先にしか
そのビジネスモデルにおける
評価(=利益)は得られない
・・という商いの大原則

正論でも強制でもなんでもない
ただ・・今までの延長線上では
価値提供は厳しいのではないでしょうか?
  という投げかけ・・・
  という大前提の話し・・・

◆それがNOなら
 全く違ったルートで結果を出せばいい
◆それが肚落ち出来ないのなら
 考えを言語概念化して
 いけしゃあしゃあと周りを納得させればいい

そもそも・・・

●任命の失敗(責任)なのか・・
●それを良しとしてきた
 環境と体制の不備なのか・・

それも「ゼロ」ではないが
それ以上にこの空回り感は
 個々が持ち合わせてる
 性格や価値観やプライド・・・

故に
話の中身や損得感ではなく
✓  この人の言うことなら・・
✓  この人のためなら・・
 といった双方の『リスペクト』
 
(もしくは『相互信頼』・・かな)

同意の手前にある
「べき論」での衝突は
 ビジネスライクの仕組みや道理を
 いくら重ねたところで
 決して交わることはないのでしょう

結局のところ
「価値観の違う者を
  船に乗せてはならない!」

 に辿り着くのは毎度の帰結

とわかりつつも・・・
 下船させるわけにもいかない
 小規模事業所の経営者さんの
 嘆きや現状を呑み込みつつ・・

 その目線に寄り添わねばと
 改めて痛感する二つの事例でした

#326


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