2019/8/12卓log:レベルや所属問わず集まる不思議な会

お盆4連チャンの卓球練習の3日目は、卓log会の定例会でした。

卓log会とは、卓球に関するブログを書いている人たちの集まりでして、放送作家、学生、大学院生、エンジニア、自営業者、コーチ、卓球関連の会社など、全然プロフィールの違う人達が集まる不思議な会です。

そんな卓log会の月次定例会に先日参加しました。

卓log会の人達は特に用具へのこだわりが半端じゃない。ダーカーのマニアックなラケットの試打、ピストルラケットで異次元のバックハンドを打ってくる人がいたり、違うラケットやラバーをかわるがわる使ってみる人も。

その日はバックにマントラ、ディグニクスを貼ったらどう変わるかを試している人もいました。噂のディグニクスは黙っていてもボールが伸びてくる感覚があり、使う人を選ぶのではないか、という噂もある高額ラバーです。マントラは、スウェーデンの注目若手選手のモーレゴードが使っているということで、有名になったラバーですが、テナジーなどと比べると球の威力が劣るようです。(もし不正確な点があれば、教えてください。)

自分自身はあまり用具に拘らないため、違いが良く分からないですが、Twitterで卓log会のアカウントを調べると色々用具を試している人の記事が載っていると思いますので、気になったらぜひ見てみてください。

自分が使っている用具は、ラケットはバーミンガム77にヘキサーピップスプラスという変化系表ソフトラバーです。

バーミンガム77とは、バーミンガム大会で河野満選手が使っていたとされるラケットをモデルにしたもの。五枚合板で表(おもて)面のみラバーを貼るため、ラケットが軽い。かつラケットの先端部に重心があるので両ハンドを振りやすいと言われています。(実際、バックを振る時もショートするより、少し両ハンドを振るように打つと威力が出やすいです)

以前から両ハンドのペンパチ(ペンホルダー表前陣主戦)に憧れて、試していましたが、国際卓球でいくつかラケットを試打してみて、これがしっくり来そうだなと思って社会人になってから買ったのでした。

ヘキサーピップスプラスは、Androというメーカーが出している表ソフトのラバーです。あまり聞いたことのない人もいるかも知れませんが、元Androの人から「これはマジでいいラバーだよ」とオススメされて買ってみたところ、ドライブもスマッシュもしやすい、ナックル変化もつけやすいということで、言うことなしだなと思いました。

特に先日は空調が効いている体育館だったせいか、ブロックショートや角度打ちをしたら、ボールのマークが見えるほど無回転のボールになり、直線に近い弧線で相手のコートに落ちるため、やり慣れない人からすると本当に涙目なボールが生まれていました。これもマグヌス効果なのでしょうか。

もう一つ。キロさんが、「普段大人しそうな姿からは想像できないような卓球をするが、これまた私相手ではやりにくそうであった。」と書いておりましたが、これは私の技術的な問題なんだろうと思いました。

自分の体の動きのリズムのbpmが一定過ぎるとタイミングが合わないし、相手のボールの長短、高さに合わせて面の出し方を変えないと特にペンパチはオーバーミスが増えてしまうのです。

ちょっと長いボールなら面をフラットに当てても相手のコートに入るが、短い場合は、少し上から被せたり、大振りせずにフリックで攻めるなど色々その場の瞬間の判断で変えなくてはいけない。

それがいつまで経っても、意識しないとなかなか出来ないものなのです。体の動きをその都度意識して変えていく努力をしないと、どんな用具を使っても同じだなあと思うので、あんまり用具にこだわりが無いのが私なのでした。




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