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映画感想

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わたしのみた映画たち
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2018年7月の記事一覧

「君が君で君だ」:誰にとっての愛なのか?

何がなんだか分からない――。 極端な(?)愛のあり方を描いた映画でした。 映画の主人公である三人の男たちは、カラオケ店で働いていた韓国人の女の子「ヨンソン」に熱狂し、十年間ソンの一挙一動すべてを見守りつづけます。 いわゆる“ストーカー行為”。いや、ただならぬ熱狂愛?(※映画パンフレットのインタビューで、ソンを演じたキム・コッピが話していましたが、これは決してストーカーを肯定する映画ではないそうです) しかし、彼らはソンを守る「兵士」を名乗り、ソンを見守る国をつくって

「レディ・バード」:青春は自分で掴む!我が道をいくJKの物語

「レディ・バード」は先月6月24日にみた映画。 主人公のレディバードは我が道を行く高校生。 ちょっと痛いところもあるけど、みずからチャンスを掴みにいくレディバードの姿が爽快だった。 お気楽な感じのレディバードだけど、厳しいお母さんに愛されたいと思っている。 お母さんはうまく愛情を伝えられないだけで、本当はレディバードを愛している。 そんな親子の葛藤も描かれていた。